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2006年10月 6日 (金)

人生という旅の荷物

 最近つくづく思うこと。
 人の人生ってのは、本当に旅する道に似ている。それぞれが荷物を背負って、自分の足で歩いていく道。
 その人が背負う荷物は、人によって違っている。種類も、中身も、重さも大きさも。そして、それを背中にする人の背負う力も、それぞれに違っている。
 小さな荷物でも苦しくなってふうふう言う人がいる。大きな荷物をいくつも抱えて、それでも平気そうな顔で歩いている人もいる。小さな荷物にあえぐ人は、「それっぽっちのことで音を上げるな」と叱られて、大きな荷物を持って軽々と歩いているような人は「あの人は強いから安心して任せておけるね」などと言われて。
 でも、こうも思う。
 比較してみれば小さく見える荷物でも、その人にとっては自分に背負えるだけの精一杯の荷物かもしれない。もしかしたら、すでにその人の許容範囲を超えてしまっているのかもしれない。
 大きな荷物を持つ力を持つ人は、だからこそ、人よりより多くの荷物を抱えざるをえなくなるのかもしれない。一人で抱えて歩けてしまっても、やっぱり一人で行くのはしんどいな、と感じているのかもしれない。
 人生の旅路の荷物は、他人とは比較できない。
 
 自分で歩くしかない道。自分で背負うしかない荷物。
 だけど、そばに来て、励ましてくれる人がいたら。やっぱり同じように荷物を背負いながら、すぐそばに見える場所を一緒に歩いてくれる人がいたら。
 それだけで、人は勇気づけられることがあるんじゃないだろうか? 疲れ切った手足に、またほんの少し、元気と力が戻ってきたりはしないだろうか?
 そして、もう少しだけがんばって歩いているうちに、力弱かった人も、以前よりは少したくましくなれるのかもしれない。いつの間にか、自分の荷物くらいはなんとか抱えられるようになっていくかもしれない。
 強く見えていた人は、荷物の山に押しつぶされてしまう前に一息入れられるかもしれない。立ち止まって、荷物を背負いやすく配分する余裕が生まれるかもしれない。

 人生の旅は一人旅。だけど、やっぱり道連れが欲しい旅。
 その時々で、そばを歩く人は違っていても、一人ではないことを感じ続けることができたら。
 きっと、この長い旅路も最後まで歩き通すことができるんじゃないか、と……

 そんなことを、本当に、最近よく思う。

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