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2006年10月12日 (木)

ネガティブの肯定

 午前中、昇平のことで病院のカウンセリングに行ってきた。主に学校でのことの相談。具体的な話は、後日「てくてく日記2」のネタにするけれど。(笑)
 そこで心理士の先生にアドバイスされたのが
「自分の感情をしっかり認識することが、自分の感情をコントロールしていく上でまず必要です」
 ということ。昇平君の場合、まずそこから始めるべきですね、と。

 確かにその通りだなぁ、と思いつつも、ふと、「これって、私たち自身にも言えるんじゃ?」と考えていた私。
 喜怒哀楽くらいなら、もちろん、ちゃんと自覚できているけれど、もっと複雑な感情だったらどうだろう? 恨みつらみとか、憎しみとか、ねたみとか……あるいは、つらいとか苦しいとかしんどいだとか、そういうネガティブな感情については? 感情を認識する以前に、自分自身も周囲の人間も、そういうものは意識しないように、ないものとするように働きかけてはいないかなぁ、と。

 もちろん、そういうネガティブな感情に巻き込まれてしまうのはつらいし、それで周囲の人たちを不愉快な思いにするのは良くないのだけれど、でも、そこに「ある」感情を「ない」としてしまうのは、やっぱり良くないんじゃないかな、と思った。
 つらいことはつらい。悲しいことは悲しい。そして、我々はたくさんのものを抱えながら生きているから、しんどいときにはしんどくなるし、落ち込むときだって必ずある。そんなふうに、自分のネガティブな状態もありのままに認めることは、きっと、とても大事なことなんじゃないか、と感じたのだった。

 悲しみは確かに「ある」。苦しみも間違いなくそこに「ある」。
 ただ、そのことを嘆いているだけでは悲しみも苦しみも変わらないから、「ある」ものは「ある」として、その先をどうするかと考えていくことなんだと思う。あるものを「ない」としていたら、いつまでたっても、その先を考えることはできないものね。――とまあ、これは常に前向き思考の私の言い分のわけだけど。(笑)
 でも、そんなポジティブな私でさえも、やっぱり内側にはネガティブなものを持っていて、それをきちんと認めなければ前には進んでいけないんだよね。これは、私自身が最近自覚するようになってきたこと。

 つらい時はある。悲しいときも苦しいときもある。涙を流すときだって、人を恨むときだって、それはあるさ。人間だもの。
 それはそれでいいんだと思う。そんな自分を反省したり、責めたりする必要はないんだ。
 ありのままの自分をありのままに見つめて、そして、目を上げたときに、きっと先に続く道が見えてくるし、その道は今より明るい場所に続いているんだろうと思う。
 きっと――必ず。

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