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2006年8月 7日 (月)

エンジントラブル

 夏休みなので、郡山の実家に一晩泊まってきたのだが、これがなかなかスリリングな帰省になった。私の運転する車が、高速道路で突然エンストしたのだ。わぁお。

 昨日の午前10時頃に、後部席に昇平を乗せて出発し、高速道路に乗ったまでは良かったのだが、間もなく突然エンジンの回転数が落ち始めた。4千回転くらいしていたものが、みるみるうちに3千を切り、2千、1,600回転……。いくらアクセルを踏んでも、車のスピードがどんどん落ちていく。
 実は、数日前にも町中を走っていて同じような症状が起き、路上でエンストしたことがあった。異常を感じて、すぐに道路脇に停め、あわてて行きつけの車屋さんに電話したのだけれど、その間にまたエンジンがかかるようになったので、そのまま車屋さんに直行。暑い日でクーラーもかけていたので、てっきりバッテリーが上がりかけたのかと思ったら、そちらのほうは異常なし。エンジンも普通に回っていたので、「大丈夫だと思うよ」と言われ、首をひねりつつも、そのまま家に乗って帰ったのだった。
 その後は調子悪くなることもなかったので、やっぱり何かの加減だったのかと思ってそのまま乗り続けていたのだけれど、今回高速道路に乗ったとたん、またあのときと同じ異常が。「あ、やっぱり来た!」と思って、すぐにまた道路の端に寄せて停車灯を上げた。車は完璧に止まってエンジンストップ。さーて、どうしよう。緊急電話は300メートル先で、ちょっと離れているし。
 「バッテリーは何でもないよ」という車屋さんのことばを思い出して、もう一度エンジンをかけてみたら、セルはやっぱり回る。エンジンがかかったので、少し様子を見て、大丈夫そうなのでまた走り出してみた。スピードを上げていくと……また突然ぐん、ぐんと減速が始まって、エンジンの回転数が落ちる。ああ、やっぱりダメだ。今度は緊急電話のすぐ前で車を停めた。停めたとたんにまたエンジンストップ。エンジンチェックのランプが点灯している。
 車の後部席に乗っていた昇平はパニック状態。「どうしたの!? 郡山に行けないの!?」と大泣き。う~ん、気持ちはわかるけど、ちょっと黙っててくれ。
 とりあえず、休日で家にいた旦那に携帯で電話した。状況を説明しながらキーを回してみると、やっぱりエンジンはかかる。何とか走れそうなので、だましだまし車を運んで、先のインターチェンジから高速を下りて、旦那に来てもらうことにした。……緊急電話を使ってJAFを呼んだ方が良かったのでは、って? そんなお金、ありませ~ん! うち、JAFの会員になっていないし。(泣)
 インターから下りるまでにもう一度エンストしたが、どうやら速度を増すと調子が悪くなるらしい、というのがわかったので、時速50キロくらいで、そっと走らせていった。なんとか高速道路を下りて、インターチェンジのゲートの外で車を端に寄せたとたんにまたエンスト。おお、よくぞここまでたどりついてくれました。

 旦那の到着を待つ間に、状況分析。速度を出すと異常が起きると言っても、前回調子が悪くなったのは町中で、せいぜい時速50キロくらいしか出ていなかった。あのときはクーラーをかけたら調子が悪くなったんだよね。うーん。この共通点はいったい……?
 試しにエンジンをまたかけてみたけれど、停まっている状態ならエンジンは回り続けていて、特に異常も感じない。うむむ?
 ふと思いついて、アクセルを思い切り踏みこんで、エンジンの回転数を上げてみた。4千回転で1分間くらい回してから、アクセルを離してみる。やがて……また突然回転数が落ち始めて、がくんがくん言いいながらエンジンが止まってしまった。やっぱり、と思っていたところへ、旦那がちょうど到着。そこで、エンジンの回転数を上げると、回転数が落ちてエンストしてしまうことを説明した。
 「郡山に行けないの!? 郡山のおじいちゃんたちに会いたいよぉ!」と昇平が泣き続けているので、とにかく旦那の車の方へ昇平を移動させて、自宅の近くの車屋さんまで車を持っていくことにした。パニック起こして大騒ぎする昇平を乗せながら、調子の悪い車を運転できるほど、私ゃタフじゃない。しかも、万が一を考えたら、巻き込む人間は一人でも少ない方がいいし。
 結局、スピードを上げたり、クーラーをかけたりすると、エンジンの回転数が上がるから、それで停まるんだろう、という予想を立てて、時速40キロ弱くらいのスピードでゆっくり車を走らせていった。エンジンの回転数は3千以下にキープ。……車屋に到着するまでおよそ30分。とうとう一度もエンストを起こさなかった。やっぱり!

 日曜日で修理工場は休みだったけれど、とにかく社長を呼んで状況を説明。前回、気楽に「大丈夫だぁ」と言っていた社長も、さすがに大変申しわけながって、明日になったらすぐ見てみるから、と言ってくれた。まあ、回転数を上げないと異常が起こらないんだものねぇ。あのときに気がつかなくても、しょうがなかったかもしれないけどね。

 郡山のおじいちゃん、おばあちゃんの家に行けなくなりそうだ、というので、昇平はずっとべそをかき通し。旦那の車の中で涙を拭き続けているのが、後ろを走りながら見えていた。実家でも準備をしているわけだし……。
 というわけで、旦那に頼み込んだ。
「お願い、あなたの車で郡山まで連れてって」
 荷物はあるし、お土産のビールもあったし。旦那、今回は連休が取れなかったので、私たちだけで行ってくることにして、日曜日は旦那に家でのんびりしてもらう予定だったのだけれど。ごめん、旦那。ホントにお願いします! というわけで、旦那の車で無事郡山に到着。旦那はすぐに家に戻っていき、私と昇平だけが実家に泊まった。んー。実家がそのくらいの距離にあって良かった。日曜日で旦那が休みで良かった。
 郡山に着き、おじいちゃんたちやいとこ達と会い、ゲームをしたり花火をしたり、昇平は大満足だった。

 帰りは新幹線と電車を乗り継いで家に帰ってきたのだけれど、その時点で車はもう修理が済んで戻ってきていた。スズキのワゴンR。どうやらクランクにタイミングを出す部品に問題があったようで、メーカーによる無料修理の対象になっていたらしい。ユーザー宛にメーカーから手紙が行ったはずだというのだけれど、記憶がない。当時、この車は義母が所有していたけれど、ちょうどその頃義母に病気が見つかって、入院や手術にばたばたしていた時期だったので、届いていても誰も意識できなかったのかもしれない。今となっては確かめようもないことだけれど。

 後になって、状況を思い出して、改めて冷や汗をかいた。けっこう冷静に対応したと我ながら思うけれど、考えてみたら、かなり怖い状況だったと思う。あのとき、私がパニックを起こしていたら、道路の端によせることも思いつけなくて、高速道路のど真ん中で立ち往生したかもしれない。そうしたら、後続の車に追突されて、下手をしたら、今頃はもう昇平も私もこの世にはいなかったかも。
 そうすると、「てくてく日記」もHPアサクラ・タウンも、昨日の朝の段階から後は、もう永久に更新されなくなったわけだし、先日連載を始めたばかりのファンタジーも、第1部までで永久に絶筆になったし。……うーん、それはあまりにも未練がありすぎるなぁ。(苦笑)
 まあ、なんにしても、幸運の女神様は見放さなかったようで、私たちは怪我ひとつなく元気でいるし、車も問題の部品を交換したら大丈夫になった様子。終わりよければすべて良し、ということで、めでたしめでたしということにしておこう。
 しかし……。
 あーあ、くたびれた!

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コメント

おつかれさーん。大変だったわね。(^^;;;

投稿: 沼ぼん | 2006年8月 8日 (火) 07:16

リコール情報発見。
これでした。(^_^;

http://www.suzuki.co.jp/cpd/koho_j/recall/050329.htm

クランクじゃなく、クラッチのほうだったのね。
  >だよねぇ。

投稿: 朝倉玲 | 2006年8月 8日 (火) 07:16

そんでもって、車は現在どうなってるの?

投稿: rishou | 2006年8月15日 (火) 18:36

今はもうまったく問題なく走ってます。
欠陥があった部品をそっくり交換してもらいましたから。
 >もちろん、修理費はメーカー持ち。

一安心です。

投稿: 朝倉玲 | 2006年8月15日 (火) 18:58

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