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2005年11月28日 (月)

必要な長さ

「始まりの物語」に引き続き、「フルート・1」も一太郎で縦書き原稿に変換するため、久しぶりに読み返した。
最後にまともに読み返してから3か月が過ぎていたので、なんだかとても新鮮に感じた。そこに加えて、先日いろいろな人たちからもらった感想も頭に残っている。そんなこんなで、非常に客観的な目で読めてしまった。
で、その感想。
・・・・・・・・・あっけない。

まいった。本当にそうだったんだ。
昨日「始まりの物語」を読んだ旦那にも、そう言われた。「始まりの物語」~「フルート・1」と読んでくれた友人も、そういえばそう指摘してくれていた。「もっと書き込んでもいいのでは?」と。
ずっと、本当に「長すぎる=読みにくい」というイメージがあって、余計な文章や描写は省略して、コンパクトに、わかりやすく・・・と書いてきたわけだったのだけれど、物語として読んだ時、それだとものすごく物足りない気持ちがするのだ、と客観的な目で読んで、初めて実感した。
「長編体質はつらいよ」の記事に「その作品毎に、ふさわしい長さは自然に決まるんじゃないかな。」とコメントをもらったけれど、まさしくその通りだったんだな~、と改めてつくづくと。
ふむむ・・・。
「フルート・2」はその点、もっと書き込みが多い。私自身がどこかでふっきれたから。(笑) 作品によって、必要な描写というものはおのずとあるんだなぁ、と本当に感じている。
「読みやすさ=短いこと」では、なかったんだねぇ・・・。

しかし、「フルート・1」を納得がいくまで書き込もうとしたら、これはまた一大作業になってしまう。それよりは、今は早くPDFファイル化して、次の「フルート・3」の改訂版に取りかかりたいなぁ。
若干の加筆はあるかもしれないけれど、全面的な加筆修正は後日ゆっくりと言うことにして、今はとにかく先を急ぐことにしようと思う。「フルート・3」を書くうちに、また気がつくことも出てくるかもしれないしね。
我、日々研鑽中なり。

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コメント

以前にメールで書いたけれど、私はフルート1を読んで、
「某シリーズに比べて(爆)、描写が具体的で細かい・重い感じ」
という印象を持ったのですが、それはあくまでも『文体』のイメージなんですよね。あっけないとは思わないけど、ボリューム的には確かにちょっと物足りないかも。

>余計な文章や描写は省略して、コンパクトに、わかりやすく・・・

その分きっちり詰め込まれていて、重いんだと思います。フルート2の方が分量は多いんだけど、ずっと軽く感じますね。

でもねー、これってきっと主人公のせいだと思うんですよねー。フルートって余計なこと言わないし、寄り道しないでしょ。
特に「始まりの物語」の時なんて、無駄な描写はすっ飛ばして先に進んで欲しかったんじゃないかなー。

投稿: たむりん | 2005年12月 1日 (木) 21:29

>あっけないとは思わないけど、ボリューム的には確かにちょっと物足りないかも。

マジで舞台裏を書いてしまおう。(笑)
今回読み返してあっけないと感じたのは、「必要な書き込みがされてなかった」ってところだったんです。描写そのものは、一応必要なことは書いている。(書き方はともかく) ただ、読んでいて「あれっ、このことについてはこれで描写がおしまい?」みたいに感じた。
これは時間がたったりして、自分の作品をすごく客観的に読めたからだと思うのだけれど。
そこがね、あっけなかったし、我ながら物足りなかった。そして、その部分というのが、迷いながら「長くなってしまわないように」と省いてしまった部分だったんですよ。
こりゃ~、こういう書き方をしていてはいけないんだなぁ、と痛感した次第。(苦笑)

>>余計な文章や描写は省略して、コンパクトに、わかりやすく・・・
>その分きっちり詰め込まれていて、重いんだと思います。

なるほど。それは納得。

>でもねー、これってきっと主人公のせいだと思うんですよねー。
>フルートって余計なこと言わないし、寄り道しないでしょ。

これもねー、まさしくその通り。(笑)
フルートって、自分ひとりの時には、ほんと口数少ないし、書いていて、すごく動かしにくかったんですよね。「1」で、ゼンが登場したときには、正直、すごくホッとした。(爆)
※ゼンは、こっちが何も考えなくても、勝手にしゃべって行動してくれるようなキャラクターだから。(笑)

ただね、先に書いた「物足りなかった」部分というのが、実は、フルートの心理描写でした。
無口なら無口なりに、もっとあの子の考えていること、感じていることを書いて良かったんだなぁ・・・とね、今、思っているわけです。
PDFファイル化のために「1」の修正を始めているわけなんだけど、今回、この心理描写だけは追加しようと思っています。
「始まりの物語」でも、ちょこちょこだけど、やっぱりフルートの心理描写を追加しました。そうしたら、なんだかすごく自然になった感じ。(^_^;)


投稿: 朝倉玲 | 2005年12月 2日 (金) 05:34

>ただね、先に書いた「物足りなかった」部分というのが、実は、フルートの心理描写でした。

私は、一人称でもないのに主人公の心理が延々と描写される某物語が苦手で、フルートのあっさり加減が好きなんで、そうかなあ?と思ってたんです。
でもさっき、「始まりの物語」で今回書き足した部分を比較してみてようやく意味がわかりました。確かにこっちの方が自然な感じですね。

私が少し気になっていたのは、場面描写とか状況説明の部分。すごく具体的で正確なんだけど、ちょっと寂しい。もっと無駄があった方が雰囲気が伝わるんじゃないかな、と思ってました。
その点、フルート2の方が、余計な力が抜けた感じの文章で読みやすいし、エピソードが多い分、楽しめますね。でもやっぱり長さの割に詰め込んだ感じはしますけど。

投稿: たむりん | 2005年12月 2日 (金) 11:50

>でもさっき、「始まりの物語」で今回書き足した部分を比較してみてようやく意味がわかりました。確かにこっちの方が自然な感じですね。

あ、よかった。ホッ c-(^。^;)

私も、延々登場人物の心理だけを追いかけて書く作品は、基本的に苦手です。よほど上手に書いたものでなければ読めない。「早く物語を進めろ~!」とか思ってしまうので。(笑)
どれとは言わないけれど、登場人物ひとりひとりの書き込みが増えていって、本編の展開がめちゃくちゃ遅くなる某作品も、つらいです。お願い、主人公をもっと出して! って言いたくなるから。(笑)

>でもやっぱり長さの割に詰め込んだ感じはしますけど。

うーん。「長くならないように」って考えてやっていた部分が、ことごとく覆されますなぁ。(笑)
そんなこと言われちゃうと、ますます作品が長くなっていくと思うんだけど・・・。いいのかしら?(爆)

投稿: 朝倉玲 | 2005年12月 2日 (金) 13:14

>そんなこと言われちゃうと、ますます作品が長くなっていくと思うんだけど・・・。いいのかしら?(爆)

読み聞かせ用としてはちょっと困るなー。(笑)
自分自身が楽しむためには長くても全然問題なし、長い方がうれしいです。

児童書だったら一つの話はせいぜい上下巻くらいにまとめて欲しい。でも、一般の長編小説なら第一部完了まで数巻、というのは珍しくもないと思う。

投稿: たむりん | 2005年12月 2日 (金) 18:59

>児童書だったら一つの話はせいぜい上下巻くらいにまとめて欲しい。

「ハリー・ポッター」程度に?
だとしたら、かなり長くても大丈夫そうですね。(笑)
まあ、私としても、
いくら長くなっても、全何巻なんてほどにはしたくないですけれどね。
ストーリーの最初の方がわからなくなっていきそうだから。
 >とにかくストーリー重視主義なので。(笑)

うん。
いろいろまた考えてみたいと思います。

投稿: 朝倉玲 | 2005年12月 2日 (金) 20:44

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