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2005年11月24日 (木)

天の光

hikari

昔、雲の切れ間から光が地上に差す光景を見ると、必ず感動する知人がいた。
「見て、朝倉さん! 綺麗ねぇ! あの光の上に天国があるみたいね!」
暗い景色の中、天から差す光の束は、確かに宗教画のようだった。知人は熱心なクリスチャンだった。

憧れる目で光を見上げる彼女を横目で見ながら、私は考えていた。
天国は、あの空の上まで行かなければ見つからないものなのかな・・・と。
空をおおった雲の合間から、ふいに光が差して、明るくなる時がある。ほんの束の間でも、まわりの景色がまばゆく輝く瞬間がある。あのとき、私たちはまさしく、天の光の中に立っているんじゃないだろうか。天の国は、そんなに遠い場所じゃなく、今私たちがいるこの場所に、気がつかないうちにあるものなんじゃないだろうか、と。

ついさっき、窓の外を見たら、雲の切れ間から光が差していた。
それを見ているうちに、ふと思い出した、遠い日のこと。

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