現在「フルート」をPDFファイル化する準備作業中。
具体的には、ホームページ用にHTMLファイルで作ってきた「フルート」シリーズの原稿を、一太郎で縦書きの原稿に変換して、それをPDFファイルにして、「私立図書館」にアップするという流れになる。某氏のご協力があればこそ・・・ありがたや、ありがたや。(m_m)
昨日、シリーズ最初の作品「始まりの物語~魔法の金の石~」の一太郎ファイル化が完了。A4版で印刷できるように、縦書き2段組の構成にしているのだけれど、それで38ページになった。長いと言うべきか、意外と短かったと言うべきか?
で、試しにプリントアウトしてみたのだが、紙に印刷されて出てきた作品を見て、びっくり。
――なんて読みやすいんだー!!(爆)
ホームページの文章というのは、長くなるとスクロールしないと読めない。そうすると、今まで読んでいた文字列がどこにいったかわからなくなって、探して読むようになってしまう。モニターの画面幅も広すぎることが多くて、眼球運動が大きくなって、目が疲れる。これが、ネットで長文を読むのを大変にしているのだと思うのだけれど。
あとは、「光で」文字を作っている、ということも、目を疲れさせる原因になっているかもしれないなぁ。
そんなわけだから、ずっと長文になってしまうのを恐れて、要領よく、コンパクトに・・・などと考えて書いていたわけだったのだけれど。
印刷物になった原稿を見て、またびっくり。
――こんなに短かったんですかい!?(爆)
1章分を描くのに、ホームページだと、だいたい2回か3回スクロールしなくちゃならない。これは、ホームページ上の文章としては、かなり長い方だと思うのだけれど、紙にしてみたら、たった2~3ページだった。これで1章というのは、逆に短いかもしれない。
読むのにも、紙だとあっという間に読んでいける。ああ、なんて楽なんだ・・・。
実際の作業としては、横書きの文章を縦書きに直す時に、アラビア数字を漢数字に変えたり、段落の一字下げをしたり、と細かい調整が必要になってくる。つい好きで多用してしまう「!!!」や「!?」も、紙に印刷する際には読みづらくなるから、これも調整。「・・・」もちゃんと印刷用の点々に置き換えて・・・と、案外手間がかかる。
ついでに、「始まりの物語」の中の、フルートの心理描写を少し書き加えておいた。表記の揺れ(同じことばなのに、漢字を使ったりつかってなかったりすること)も一太郎でチェックして、これで本当に決定稿。あとは、よほどのことがなければ、いじらないだろう。PDFファイルをアップする際に、ホームページ版も決定稿に置き換えるので、興味のある方はご覧ください。
それにしても、紙に印刷した時の読みやすさの違いというのは、本当に衝撃的だった。ここまで違うとはな~。
この後、「フルート・1」「フルート・2」とPDF化を進めていくのだけれど、ちょっと形式を考えなくちゃいけない気がしている。
そうそう。よく皆様から言われる「難しい漢字が多い!」というクレーム(?)にも、しっかりルビ(ふりがな)を振らせていただきました。一太郎はこれができるから嬉しい。私は本来、ルビ多用派だから、ルビが振れないHTML形式は、実はちょっとつらかったのだ。これで、お子様にも少し読みやすくなるかなぁ。
プリントアウトして綴じた「始まりの物語」を、旦那に読んでもらった。
感想。「おもしろかったぞ」。
――ぃやったぁぁ~~~!!!!!\(^O^)/
で、やっぱり、しっかり言われた。
「おまえの作品にしては描写が少なかったよな。あっさり進んでいって、ちょっと物足りなかったぞ」
あ~、ですから、それはぁ・・・。(苦笑)
初めて印刷してみての感想と反応。
どういう形で書いていくのが良いのか。
これからも考えていくこともがいろいろとありそうだな。
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