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2005年10月30日 (日)

「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

日本語に訳すると「小夜曲」。いわゆる「セレナーデ」のことですが、ドイツ語でこの曲名を言うと、あの有名なモーツァルトの名曲になりますね。
日中、たまたまこの曲のことを友人へのメールに書いていたら、夜になって、長男が「これ、二階のプレーヤーでかけてよ」と持ってきたのが、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の入ったCD。あまりのタイミングに、ちょっとびっくりしました。

これは、私の思い出の曲なのです。
私は小学1年生から3年生くらいまで、バイオリンを習っていたことがあって、そのときの先生が、発表会のたびに音楽仲間の方たちと組んで弦楽四重奏で演奏されていていたのが、この曲。小学生だった私は、曲名なんて全然知らなかったのだけれど、「なんて綺麗な曲なんだろう!」と感激し、また、舞台の上で演奏する先生が、普段レッスン室で見ている先生とは別人のように見えて、なんだかとても尊敬の念を抱いたのでした。

この曲が、かの有名な「アイネ・クライネ・・・」だと知ったのは、もっとずっと後になってからでした。
ふとした折りに、ラジオからこの曲が流れてきて、ばーっと一気に当時のことが思い出され、曲名がわかって、すごく嬉しい思いがしました。
私は、実際のところは、楽器演奏には全然向いていない人間だったので、バイオリンもただ習ったと言うだけで、技術など全然身につかなかったのですが、でも、音楽、特にクラシックを好きだという気持ちは、あの頃に育まれたのかもしれないなぁ・・・と考えています。

そういえば、独身時代仕事をしていた町には、「アイネ・クライネ」という、クレープのおいしい喫茶店がありました。
おやつではない、食事にもなるクレープを出す店は、当時まだ珍しくて、仕事の後、よく回っては食べていったのだけれど。あれも、クレープだけでなく、店の名前にも惹かれていた部分があったような気がします。
あの店は今でもまだあるのかしら・・・・・・?

そんなことを思い出しながら、お兄ちゃんから借りたCDを、今も聴いています。

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2005年10月27日 (木)

子どもたち

今朝、昇平を学校まで送っていって、昇降口の子どもたちを眺めた。
男の子、女の子、大きな子、小さな子・・・足早に教室へ向かう子、友だちとしゃべるのに夢中でなかなか行かない子・・・ゲームや好きなキャラクターの話をしている低学年、ちょっと微妙そうな話題を友だちとひっそり話している高学年・・・けんかのような口論をして行く子、友だちと肩組み合って廊下を歩いて行く子・・・。
ほんの十数分間混み合う、朝の昇降口に、いろいろな子どもたちのドラマがある。
それを見ながら、『みんな、一生懸命だなぁ』とすごく感じてしまった。
嬉しそうな子も、しんどそうな子も、その子によって表情はさまざまだけれど、でも、みんな一生懸命生きている。今日をあきらめないで、がんばろうとしている。
この子どものひたむきさには、大人はかなわないよなぁ・・・。

無心に今だけを見つめて、今を一生懸命生きている子どもたち。
それは、大人の目から見れば、あまりにも自己中心的だし、危なっかしく見えるけれど。
でも、「今」しか見えていない分だけ、彼らは「この時」に全力を傾けるんだよね。
これって、すごいことなのかもしれない。

そんな子どもたちを見ていると、なんだか無性に愛おしくなる。
名前も知らない、よその子どもたちだけれど、ひっくるめて「みんな、がんばれー!」と言いたくなる。
つまづいたってかまわないよ。失敗したって、ケンカになっちゃったって、やり直せるから大丈夫。
思い切って生きなさい。
いろんなことをいっぱい経験して、そうして、大人になっていきなさい。

今が貴重な時代だなんてこと、大人になってから、振り返って気がつけばいいんだから。

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2005年10月26日 (水)

フィルタリング機能

「フルート・2」第8部が完成したので、溜まっていたメールの整理などをしていた。
返信はだいたい済んでいて、あと2,3件残っているだけのはずなのだけれど、メールボックスにメールを溜めっぱなしにしていたものだから、とにかくわかりにくい。あっちこっち開きながら、やっと整理した。すっきり。

でも、やっぱり時々心配になってくるのが、メールのフィルタリング機能。
とにかく、スパムメールや迷惑メールが多いものだから、来るたびに次々フィルター設定。2度目からはゴミ箱に直行するように設定している。ちなみに、私はこれをゴキブリ退治と呼んでいる。
ところが、この設定が、思いがけない選別をしてしまうことがある。メールアドレスの一部が共通してしまっているのか、別なキーワードの一部が引っかかってしまうのか、知人からのメールがゴミ箱に行ってしまうのだ。何度も見直しているのだけれど、いまだに何が原因なのかわからない。
まあ、私は受信しながらメールのタイトルは確認するようにしているので、その人からのメールは必ず気がついてゴミ箱から拾っているけれど、タイトルに特徴がない(というか、スパムでも使われそうなタイトルになっている)メールになると、気づかずにそのままゴミ箱の中・・・となってしまう。たまに、なにかに気を取られていることだってあるから、気がつかないままに大事なメールがゴミ箱と言うことも、実際起こる。時々、ゴミ箱もチェックしているのだけれど、スパムの量が膨大すぎて、見逃してしまう可能性も大。
う~ん。どうしたものやら。
でも、フィルター外したら、それこそ、どうしようもないくらいのスパムを手動で処理することになるしなぁ。

あの・・・もしも、私にメールをしたのに、なかなか返事が来ない、ということがありましたら、どうかもう一度メールしてみてくださいね。「ちゃんと届いてますか?」って。私、そう聞かれたって気分を害したりしませんから。
残り少なくなっている受信箱の中を見ながら、なんとも心もとないものを感じていたりする。

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「フルート・2」第8部アップ

ようやく第8部がアップできた。
今回は、間にいろいろ行事や用事が入って、思うように進まなくて、時間がかかってしまった。「カンヅメになりたい!」と本気で思ってしまったわ。(笑) 文章を書く時って、集中力が必要だから、一度、何かにそれを乱されると、元のペースに戻るのに時間がかかってしまうのだもの。
まあ、生活しなきゃ生きていけないわけだから、それはしょうがないけどねぇ。

今回の第8部は、書いていて、いろいろ楽しかった。ずっと書きたいと思い続けていたところだったから。どこがどうと話すわけにはいかないから、それは読んで感じてもらうしかないけれど、でも、ここが書けて、本当に楽しかった。
この先にも、まだまだ書きたい場面はある。書き始めてみないと、どう動くかわからない場面もある。(私は、全部しっかり考えてから書き出すタイプではなく、むしろ、書きながらその続きの場面を考えていくタイプだから。)そういうものすべてをひっくるめて、続きのことを思うとワクワクしてしまう。我ながら・・・ホント、創作バカ。(爆)
本当に、私自身がもう、楽しくて楽しくてしかたなくて書いている作品なのだけれど、それを読んで一緒に楽しんでくれる人がいたら、すごく嬉しいなぁ。

さて、この後は、例によって見直し&推敲。でも、今回はそれほど大きくいじる必要はない気がする。多分、文末の調整や誤字の修正程度かな。
物語は本当に佳境。この勢いを失わないうちに、第9部を書き出したいな。
がんばろっと。

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2005年10月23日 (日)

雨の日曜日

外出の予定もないので、朝からパソコンに向かって作品を進めています。
『フルート・2』改訂版も、とうとう46章まで来てしまいました。1章を少し短めに設定していることもあるけれど、目次を見直して、よくここまで話が進んだなー・・・と感慨に浸ったりもしています。一つの物語の中で、本当にいろいろなことが起こったと思います。
物語のラストも、少しずつ見え始めてきました。まだまだ、書かなくてはならない場面はたくさんありますが。

これだけ書き続けていると、登場人物の子どもたちが、自分で勝手に動き出してくるような気がします。予定にはなかった行動をしたり、思いがけないセリフを口にしたりするので、作者自身が「へー。あんた、こんなこと考えていたのね」なんて驚いたり。まあ、もちろん、物語全体の流れを見て、本当にそういうことを言ったりやったりして大丈夫かどうかは、作者の責任で検討しますけれど。そうすると、「ちょっと情に流れすぎ。そのセリフ、却下!」なんてことも、時々あります。(笑)
友情とか愛情とか、そういうものを描くのは大好きだけど、そちらにばかり走りすぎて、物語としての構成を崩してしまうのは嫌なんですよね。・・・あ、いや、その作者によって書き方はいろいろだから、単に「私は」それが嫌だ、というだけのことだけれど。
さて、いかにも「創作バカ」なことをつぶやいたところで、また執筆に戻るとしましょうか。

・・・と書いたら、しばらく停電して、作業ができなくなってしまいました。電気は復旧しましたが、もう昼食の支度をする時間になっちゃった。続きは午後ですね。あーあ。
子どもたちが「お昼はスパゲティがいい!」と言っています。はいはい。お母さんモードに切り替わりましょうね。(笑)

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2005年10月19日 (水)

ついに機種変更!

2年10か月使い続けた私の携帯も、さすがに老朽化。いくら充電してもすぐバッテリー切れになるし、通話の声も雑音が多くてよく聞こえない、と言われていたし。いいかげん、買い換えなくては、と思っていたところへ、3Gへの機種変更サービスクーポンが届いた。やっほー♪
ってわけで、カタログをじっくり眺める。ど、れ、に、し、よ、う、か、な・・・。
私は携帯を常にズボンのポケットに入れて歩く。女性はバッグの中などに入れることが多いのだけれど、そこだと、私はまず間違いなく、着信に気がつかないのだ。どんなに音量を上げてもダメ。なにしろ不注意な人間だからな~。(苦笑) それで、着信音は最大ボリューム、バイブ設定にしてポケットに入れ歩くと、さすがにバイブの振動には気がつくから、着信を逃すこともなくなった。
ということは、つまり、ポケットに入れ歩いてもかさばらない、小さくて軽い機種が良い、ということ。
私自身の携帯の目的は、 1.電話(これは当然) 2.メール(親の会の連絡など取り合うのに便利) 3.カメラ(ブログや日記に載せる写真を撮るのにちょうど良いサイズ) 4.アラーム(前にも書いたけど、洗濯が終わる時間とか、とにかく忘れそうなことは片っ端からアラームセットする)
この条件を満たしているのは・・・・・・うん、これですね、やっぱり。
ということで、ボー○フォンショップに行って、交換してきた。
   ↓
http://www.vodafone.jp/japanese/products/model_3G/v703sh/index.html

色は、これのホワイトを選んだ。シンプルが好きなのさ♪
着うたフルもできるんだけど、パケット料がバカにならないから、私はやらないと思う。パケット料定額サービスってのもあって、お兄ちゃんには使っているんだけど、私の使用頻度ではちょっともったいない。

で、今、その新しい携帯が私のポケットに入っているのだけれど、何となく嬉しくて、さっきからちょくちょく出しては眺めている。なんだか、新しいおもちゃを買ってもらった子どもの気分。(笑)
まだ、使い方とかよくわかっていないけれど、前の機種と同じメーカーだから、あまりひどい違和感はないかな。
ちなみに、機種変更を一番喜んでいたのは昇平。「これで新しいゲームをダウンロードできる~!」だとさ。前の機種は古すぎて、ダウンロードできるゲームが本当に限られていたからなぁ。
うーん。結局、携帯って、大人にも子どもにも、「おもちゃ」の一種なのかも・・・。(^_^;)

ちなみに、2年10か月の間にポイントがたまっていたので、1.050円で機種変更が済んでしまった。もちろん、本体価格込みで。うふっ。これも嬉しいなー♪

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2005年10月18日 (火)

早朝に

今朝は4時少し前に地震があって、目が覚めてしまった。ふあ~・・・。寝直そうとしたら、布団を昇平に取られてしまって、「もういいや」って感じで起き出してきたところ。

「フルート・2」改訂版の第8章が遅れている。いや、別に〆切があるわけじゃないから、「遅れている」というのも変だけれど、今までの更新ペースから見ると、間があいてしまっている。とにかく、雑用が多くて、時間が細切れになり過ぎて、集中して書けないのだ。は~。ホントに、ホテルの一室にでもこもってカンヅメになりたいぞ。
でもまぁ、昨日あたりからやっと、また元のペースが戻ってきたところ。これでやっと進むかな。
物語も本当に佳境にさしかかっているから、できるだけまとまった勢いで進めていきたいのだけれど。

さて、せっかく早起きしたんだから、目覚ましのコーヒーを飲んだらまた書き進めるとしましょうか。

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2005年10月16日 (日)

大袈裟な!

一昨日から風邪気味だったので、昨夜は早々に寝ることにした。まだパソコンの前から離れない昇平に「寝る前にはトイレに行くんだよー」と声をかけて、自分はさっさと布団の中に。9時には寝ていたんだから、私としては画期的な早さだわ。・・・で、今朝は5時半に起きました。う~ん、よく寝た。(爆)

朝食を作り終わって、パソコンしながら皆が起きてくるのを待っていたら、昇平が隣の部屋からやってきて、私を見るなり一言。
「お母さん、無事だったんだね~!!」
おい、風邪気味で早寝したくらいで、死にそうな重病人だったみたいな言い方しないでくれ。(苦笑)

でも、その後、起き出してきたお兄ちゃんや旦那にも「大丈夫?」なんて聞かれた。そういえば、風邪気味になること自体、久しぶりだったかな。
そう思うなら、ぜひ母のお手伝いをたくさんしてほしいところだけれど、母がまた元気になったと見ると、まったくいつも通りに戻ってしまった男性陣でした。チャンチャン。

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2005年10月15日 (土)

お母さんのサポーター・2

昨夜のこと。お兄ちゃんがビデオを録画したくて二階に上がってきたのだが、ビデオのコントローラーが見つからなくて、かんしゃくを起こし始めた。お兄ちゃんのかんしゃくがなにより怖い昇平は、パソコンも途中にして、階下に逃げていってしまった。母は、お兄ちゃんを手伝って、一緒にコントローラーを探していた。
しばらくしてから階下に様子を見にいったら、台所のテーブルで本を読んでいた昇平が、得意そうな顔で飛んできた。
「お母さん、ぼく、お兄ちゃんのお茶碗を洗ってあげたよ!」
帰宅が遅いお兄ちゃんは、1人で夕食を終え、その茶碗を流し台に下げただけで二階に上がってきた。それを、昇平が自主的に洗って、片づけてくれていたのだ。
見れば、茶碗も皿もちゃんと所定の場所にしまってあったし、お兄ちゃんの弁当箱も拭いてテーブルの上に置いてあった。・・・が、水気がきちんと拭き取れていないので、一目でどれが昇平の洗ったものかわかる状態。しかも、よく見ると汚れがまだ落ちていない。
・・・ん? そういえば、布巾は昇平の手の届かないところにあるはず。何で拭いたんだろう? と思ってよく見ると、台ふきんが水でぐっしょり濡れていた。ま、まさか・・・。(^_^;)
「お母さん、助かったでしょいう?」
とニコニコしながら昇平が言う。どうやら、お兄ちゃんのためにコントローラーを探している母を助けるつもりで、自分から茶碗洗いをしてくれたらしい。
そこで私は、喉元まででかかったことばをぐっと飲み込み、にっこり笑ってこう答えた。
「うん、すごく助かったよ。どうもありがとうねー!」
昇平はとても得意そうな顔で飛び跳ねていた。

・・・もちろん、後から全部こっそり洗い直しましたけどね。(笑)

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2005年10月12日 (水)

お母さんのサポーター

さあ、これから昇平とお風呂に入ろう、としたところへ、お兄ちゃんが学校から帰ってきたので、急いで夕食を温めてやった。今夜は寄せ鍋、お兄ちゃんの大好物。
温まったので、ガスから下ろしてテーブルに置き、私は急いでトイレへ。すると、昇平の声が追いかけてきた。
「お母さーん! 火がついてるよー!!」
しまった! 私はうっかりガスの火を消さないまま鍋をおろし、そのままトイレへ行ってしまったのだ。
あわてて台所に戻って火を消した。
「昇平くん、どうもありがとうねー」と言うと、
「どうして火がついてたの? うっかり?」と昇平に言われてしまった。
「うん、そう。うっかりしてたの。気がついてくれてありがとうね」
すると、昇平が目をくりっとさせて言った。
「お母さんは忘れんぼ? ぼく、サポート?」
思わず苦笑。でも、まったくその通りなのだ。
私はとても忘れっぽい。買い物する予定だったものも、しょっちゅう買い忘れては、そのたびに昇平に確認されている。
「お母さん、○○は買った?」
お兄ちゃんもそんな母の性格をよく知っているので、何か買ってきて欲しいものがあるとこう言う。
「お母さん、○○買ってきて。――おい、昇平、ちゃんと覚えてるんだぞ」
メモに書いてさえ買い忘れてくるくらいの母だから、まったく信用はない。昇平の方が、よほどよく覚えている。・・・ホントにどちらがADHDなのやら。(笑)
「ぼく、サポート?」と聞く昇平は、どこか得意そうな顔。
そこでこう答えた。
「うん、ホントに昇平くんはお母さんのサポーターだよ。それは間違いないよ。頼りにしてます」
昇平はニコニコ顔で風呂場に飛んでいった。

本当は、忘れっぽくない母のほうが良いのだろうけれど。
でも、そんな昇平を見ていると、「忘れっぽくても、まぁ、いいか?」なんて、自分に甘いことを考えていたりする。

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2005年10月11日 (火)

嬉しい出会い

「男を磨く…ダンディズムのススメ」というブログで、『勇者フルートの冒険』を紹介していただいてしまいました。
筆者はヒロシさんとおっしゃる男性の方。偶然、アサクラ私立図書館を訪問して、『フルート』を読んでくださったようです。こういう出会いには、本当に感激してしまいます。嬉しいな~!

この方からはメールもいただいたのですが、昇平に障害があることもご覧くださったようで、「子どもさん、大変だとは思いますが、個性を大事に育ててあげてください。」と書いてくださっていました。
私のHPの常連さんたちなら、私がこの文面をどのくらい嬉しく感じたか、きっとわかってくださいますよね!(笑)

このブログ、筆者の真摯な姿勢が見えて、他の内容もなかなかです。良かったら、皆さんもご覧になってみてくださいね。

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2005年10月10日 (月)

読み返し中

「フルート・2」が佳境にさしかかっている。一昨日、第7部の推敲も終えたので、いよいよ第8部に取りかかり・・・たいところだが、ここでちょっとひと休み、ではなく、ちょっと見直し。第1部の第1章から読み返していたりする。
この改訂版も、書き始めてからすでに2か月が経った。必要に応じてちょこちょこ見直しはしていたものの、このあたりで全部通して読み返して、流れを確認してみたくなったのだ。
時間が経ってから読むと、作品がほどよく客観的に見られるようになるから、読み返しながら推敲もしている。まあ、書き上がったときにすでに一度推敲しているから、そう大きな書き直しはないけれど。引いておいた伏線が、ちゃんとその後のできごとや事実と呼応しているかどうかもチェック。・・・うん、だいたい大丈夫みたいだな。まあ、私は引いた伏線はまず忘れない人なのだけれど、でも、それがきちんとはまっているのを見ると、ほっとする。
それにしても、本当に書きだしてから2か月もたっているので、最初のほうなど、なんだか完璧に「読者」の気分で読めてしまった。へー、そうかー。ふんふん、なるほどねぇー・・・と、純粋に物語として楽しめるようになっていて、これはこれで気分は新鮮。その分、客観的に見られる部分も増えるから、書いたばかりの頃には気づかなかったアラに気がつくことにもなるのだけれど。
でも・・・でも、ちょっとだけ、言ってみてもいい? このお話、もしかしたら、けっこうおもしろい・・・?

あー、いえいえ。これは戯れ言です! 作者のナルシズムです! はい、笑い飛ばしてください。失礼しました~~~!!(大汗)

ごほん。
えーと、とにかく、今作品を最初から読み返しているところです。それが終わったら、いよいよ第8部に取りかかります。アップまでに、いつもよりちょっと間が空くと思いますが、それはそういう理由からなのです。
ということで・・・・・・・・・。

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2005年10月 9日 (日)

つぶやき

ひとつ、小さな決心をして、迷いと未練を振り切る。
人生って、そういうことの連続なのかも知れない。

意味が全然分からないだろうけれど、でも、そんなことを考えている今日この頃。

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2005年10月 6日 (木)

すっかり秋

ブログの写真も代えてみました。今月はリンゴ。
ちょうど家にあったのを携帯で撮影したのだけれど、水彩画かなにかみたいな、ちょっと面白い写りになってますね。なにも処理していないんだけど。

ここ福島は果物の産地。桃が一番有名だけど、リンゴもたくさん採れます。私の家の近所にもリンゴ畑がたくさんあって、リンゴがかなり色づいてきました。早生種から収穫が始まっていますが、主力品種のフジは今月後半になるでしょうね。リンゴが赤くなってくるのを見ると、「ああ、すっかり秋なんだなー」とつくづく感じます。
こういう場所に住んでいると、リンゴもまず買うことはありません。はねモノと呼ばれる規格外品を近所の農家の方や親戚からもらうから。桃もそうで、桃などは日持ちしないので、生産者は必死になってもらい手を探します。もらう方も、一度にあちこちからいただくので「うわー、どうしよう!」と悲鳴を上げることも。・・・果物を買わないと食べられない方たちには、うらやましいような悲鳴でしょうね。でも、もらった方はけっこう深刻。(笑) その点、リンゴは、傷や虫食いのあるはねモノでも、桃よりは貯蔵が利くので気が楽です。
今年の夏は、食べきれない桃で義母がコンポートを作りました。秋のリンゴでは、私がリンゴジャムやアップルパイを作ります。畑のリンゴを眺めながら、「そろそろまた・・・」と心構えをしていたりします。

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2005年10月 4日 (火)

長編体質はつらいよ

『フルート・2』第7部が書き上がった。
少し前から予想はついていたけれど、やはり長い作品になっている。現在40章。完結までには最低でもあと10章は必要だから、50章を超えるのは間違いない。は~・・・ホントに私って長編体質だなぁ。

まあ、今回は意識的に1章の長さをやや短めに設定しているから、なおさら章数が増えているというのはある。もしもこれを本にするとしたら、たぶん、何章かをひとつの章にまとめることになるだろう。Webページというのは、どうしても長いと読みづらくなってくるので(画面をスクロールしないと続きが読めないのが、かなり大きな要因になっていると思う)、印刷した本に比べると、短めにまとめる必要があるからだ。
私は元々ストーリーテラーだし(と、かつて友人から言われたことがある)、とにかく、できごとや登場人物の行動を追って物語を創り上げていくやりかただから、どうしても作品が長くなる。昔、小説の勉強に原稿用紙4~8枚程度のショートショートを書いていたことがあるけれど、これはすごくきつかった。書きたいことが書けないうちに、紙面切れになって七転八倒。・・・それでも、なんとかがんばって書き上げた作品のいくつかは、アサクラ私立図書館内に置いてあるけれど。
短い時間で簡潔に読めるショートショートのほうが、Webページには向いていると思う。でも、書けないものはしょうがない。Webページでも、長くても、読んでくれる人に読んでもらうしかない。・・・あ、なんかちょっと落ち込んできたぞ。(苦笑)

世の中はますます忙しくなってきている気がする。
長い作品をじっくり読むことも少なくなってきたように感じる。
多すぎる情報、早すぎる展開と移動。生活のすべてがどんどん加速度を増していて、なんだか自分が時代遅れの場所にたたずんでいるような気がすることもある。
だけど・・・私はこの書き方でしか表現できないしなぁ。

悩みながら、とまどいながら、それでも書き続ける日々。
ほんと、長編体質はつらいよ。

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2005年10月 3日 (月)

目ざせ3kg減!

なんのことはない、またダイエットを開始しているのでございます。う~ん、これで何度目だろう?
私のダイエットは運動はほとんどしない。(続かない) ひたすら食べる量を制限することで体重と皮下脂肪を落としていく。で、実際、それである程度体重は落ちるのだけれど、そうすると安心して 「まぁ、これくらいは・・・」とおやつを食べ始めてしまうので、また体重が戻ってくる。この繰り返し。まあ、増えると言っても、最高に太っていた頃よりは2kgくらい体重が減っているから、それなりに効果あったと言えるのだろうけれど。減った状態で維持するのも大変なんだよなー。
今回のダイエット目標は3kg減。おやつのコントロールが主な目的。どうしても10時過ぎたあたりでお腹が空いてきて、「ちょっと一口」とやってしまうから。一口ですめば問題はないのだけれど、たいていそこからいろいろなものを食べ始めてしまうのが困りもの。少し食べたことで、かえって食欲が刺激されちゃうんだよね。
なので、最近は「ぐーぴたっ」という空腹感解消ビスケットにこっている。メイプル味、チョコレート味、ブルーベリー味が揃っている。グミやクッキーもあるのだけれど、私はこのビスケットタイプが一番好き。で、今日はそこに、野菜入りカップスープを組み合わせた。合わせて約100キロカロリーなり。クッキーにはこんにゃくの粉末が入っているから、水気のものと一緒になると、胃の中でふくらんで満腹感が得られる。それで、続けて食べてしまわずにすむ・・・というわけ。
さー。これで目標体重までがんばるぞー! 冬には細い方のサイズのGパンをきっと買うぞー!(爆)
ということで、ダイエット宣言でありました。(笑)

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2005年10月 2日 (日)

ぶったまげ

たった今、旦那がカバーのかかった新書を持ってきて、ニヤニヤしながら「これ、なんだと思う?」と言った。
は? と思いながらカバーを外してみたら・・・・・・

『魔群襲来 ~アルスラーン戦記11~』 田中芳樹


どっひゃぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!

うっそぉぉぉ・・・・・・ホントに、ホントに出たのぉぉ・・・!?????


10巻が出てから、いったい何年たったんだ?
まさか、まさか、本当に出るとは・・・すでに思っていなかった。(爆)
奥付を見たら2005年9月25日初版。出たばっかりだ。
うーん、本当だ。本当に、『アルスラーン』の新刊だぁ・・・・・・。

はー。

ぶったまげたけど、こういうショックなら、悪くはないかも。
わーい、わーい、うれしいなっ♪
もう少しで『フルート・2』の第7部が書き上がるから、そしたらじっくり読もうっと。
・・・次が何年後になるかわからないから、それこそ、じっくりと。(爆)

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