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2005年7月30日 (土)

感想はありがたい

お二方から「フルート番外編」の感想メールをいただきました。いや、本当にありがたいです。感謝感激。
誉めことばはもちろん嬉しいけれど、それ以上にありがたいのは、今後につながる批評や指摘。書いている本人は、どうしたって自分の目からしか作品を見られないから、他人の感想を知るのはとても大事なことになります。例えそれが読んで痛い批評だったとしても、それはそれとして、ありのままに受け止めなくてはならないと思っています。

学生の頃、私は作品を書き上げるとサークルに持ち込んで、先輩、後輩、同期たちに次々読んでもらいました。今思えば、ものすごく恵まれた環境だったと思います。手書きの原稿の束の後ろにレポート用紙をくっつけて、そこに自由に書き込んでもらったのですが、男性が多かったこともあって、厳しい指摘も多かったです。当時書いていたのがSFだったということもあるかもしれません。SFファンは科学的考証や論理的な部分に少しでも甘い部分があると、鋭く指摘してきますから。文章の一言一句にまでこだわった指摘をする友人もいて、かなり手厳しくやられたので、批評に関してはけっこう鍛えられたかな、という気もします。(笑)
女性はそれに比べると優しいことが多かったです。書くことを励ましてくれる人が多かったですね。

でも、複数の感想を読んでいると、その人によって注目する部分はいろいろでも、ある共通したものが浮かび上がってきます。それがつまり、私の作品の「真の姿」というところでしょうか。
今回メールでいただいた感想は、お互いまったく関連なく書かれたものであったにも関わらず、「この作品はやっぱり番外編」と断言してくれていました。それから、もうひとつ、共通した指摘が・・・。(笑)
番外編のままにしておくことは、すでに自分で決めたことではあるけれど、複数の人から「その方がよいと思う」と言ってもらえると、やはり安心します。
そして、複数の人からかならず言われてくる指摘についても・・・改める、というのとは違うのですが、それをどうしていくかについて、時間をかけて考えていくきっかけになっています。

それにしても、読んでくれる人がいるというのは、本当にありがたいです。
私のような長編書きの場合は、ことさらそれを感じます。
学生だった20年前と比べると、私の友人や後輩たちもすっかり忙しくなってしまいました。ほとんど全員が40代ですからね。社会の中核を担う世代として、朝から晩まで、休日も返上しながら、忙しく働いている人たちばかりです。その中で、原稿用紙にして数百枚単位の作品を読む、ということは、よほど好きで、しかも環境的に恵まれている人でなければ、なかなか出来ないのだろうと思います。
作品を書き上げても、読んでくれる人がいない。「できたよできたよ! ほら、見てみて!」と持ち込める相手がいない。これが、私のここ十数年の状況でした。子育てが大変だったこともありますが、その間、私は書きたい気持ちと、書く時間がないことと、書いても読んでくれる人がいないことのジレンマの間で、鬱々としていたような気がします。
今、私はホームページという場を得て、そこで作品発表が出来るようになりました。
原稿をどこかに紛失してしまう心配もなく、誰かに郵送したり手渡ししたりする煩わしさもなく、相手の都合に遠慮しながらも「読んで!」と頼む必要もなく、大金をかけて印刷する必要もなくなりました。(本はページ数に比例して出版費用がかさむので、私のような長編書きには非常に辛いのです。)
感想も、メールや掲示板でたちどころに聞くことができるようになりました。
本当に本当に、ありがたい時代になったと思います。
もちろん、ホームページにもそのメディアならではの限界や問題点があり、それをどうしていくのかは難問なのですが、せっかく整ってきた環境です。多いにこれを活用して、これからも作品を発表し続けていきたいな、と思っています。

・・・さて、次は「フルート第二話」の書き直しだわね。(笑)

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2005年7月27日 (水)

誕生日が好き

昨日は私の誕生日でした。
え、何歳になったのかって? えーと・・・ゾロ目です。(爆)
正確に知りたい方は、私のHPの「ぷろふぃ~る」をご覧ください。(笑)

家族は誰ひとり、私の誕生日を思い出しませんでした。割と旦那が覚えていることが多いのだけれど、今年は数日前にプレゼント代わりに一泊旅行に行って良い許可をして、それで安心してしまったのか、はたまた昨日は残業で帰りがすごく遅かったせいか、思い出さなかったようです。・・・ま、そんなもんでしょう。(笑)
その代わり、HPの掲示板に常連さんたちがお祝いメッセージを書き込んでくれました。20年前一緒にアメリカにホームステイに行った友人も、「古い手帳を見ていたら誕生日が載っていて」と、携帯にバースデーカードを送ってきてくれました。昇平の保育園時代の副担任も、携帯に誕生祝いのメールを送ってくれて。すごくすごく嬉しかったです。

この歳になってしまえば、体力の衰えも肉体の衰えもだんだん現実に感じるところになるし、いろいろな能力もじわじわと落ちてくるのを感じてしまうので、子どもの頃のように手放しで誕生日を祝えないのは事実ですが、でも、やっぱり私は誕生日が嬉しいです。これも掲示板に書いたことだけれど、私は「年を重ねること」が嫌いではないから。
今、「若返って子どもの頃に戻れますよ」と言われたとしても、私はきっと、あの時代には戻らないだろうと思います。だって、ホントに訳わからない子どもでしたからね~。(苦笑)
たぶん、周りがよく見えていないタイプだったのでしょう。自分では精一杯やっているつもりなんだけど、どうもずれる、気持ちが食い違う。学校で、町で、どうしていいのか分からなくて、内心混乱しまくっていたことが多かったから。傍目にはとても落ち着いて見えるていたので(あまり顔に出ないタイプだったのかも)、そういう混乱にはなかなか気がついてもらえなかったですけどね。
友だちが何故気分を害したのか理解できなかった。先生が何に対して怒っているのかわからなかった。どうして自分が上手くできないのかわからなかった。どうやったら、みんなと同じようにわいわい楽しくやれるのか、やり方がつかめなかった。
・・・と書くと、まるでアスペルガーのようにも感じられるかもしれないけれど、その診断名をもらうほどには程度は強くなかったんだろうと思います。「その傾向があった」という程度のレベルだったのだと思います。後から思い出して、状況分析すると、その場の人たちのことばや行動の意味が理解できることも良くありました。・・・時すでに遅しで、これはこれでけっこう辛かったですけど。(苦笑)

でもまぁ、そんな案配だったから、年を重ね、経験を重ねるうちに、だんだん経験値は上がります。
今も私は決して人付き合いが上手な方ではないけれど、でも、子どもの頃に比べたらよほどマシになったと自覚しています。
だから、この経験値を捨てて、肉体的な若さに戻っていきたくはないんですね。
あの経験は、一度したらもう十分だから。(笑)

というわけで、自分で自分の誕生日に「ハッピーバースディ!」。
昨日はお気に入りの喫茶店に1人で立ち寄って、コーヒーとチーズケーキでお祝いしました。
とてもおいしかったです。(*^_^*)

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2005年7月25日 (月)

冷却期間と修正

自分の文章は3日たってから読み返す、という作家がいたらしい。それだけ時間をおくと、自分が書いたものでも客観的に読めるようになって、推敲がしやすくなる、ということらしいのだが、私自身、本当にその通りだと感じている。『フルート・番外編』が完成してから3日までは経っていないけれど、今日、完成してから初めて通して読み返してみたら、自分の文章がかなり客観的に読めるようになっていたのだ。「夜中に書いたラブレターは翌朝必ず読み直せ」というのと似ているかもしれない。
番外編のままにしておくのがいいか、本編扱いにするのがいいか迷っていたけれど、それもあっさりと答えが出てしまった。やっぱり、これは番外編の作品だ。・・・あちこちに遊びが入っているし。(笑)
ほんの少し、文章に手を入れて、今回はこれで修正完了。大きな修正は、もっと時間がたって、もっともっと客観的に読めるようになってからすることにしよう。

さて、次はまた『フルート』シリーズの書き直しに取りかかる予定。小さな子向けに書いていたものを、4作目以降のレベルに合わせているのだ。すでに『始まりの物語』と1作目の書き直しは終わったから、今度は2作目の『風の犬の戦い』だ。ポチのことが書けるぞ、嬉しいな。
この作品は、書き上げてからすでに2年以上経っているから、もう客観視もいいところだ。その分、修正したいところも山ほど見えてくるだろう。ほとんど別の作品を書くようなものになるかもしれない。

今は夏休み。いつもの年なら子どもたちがずっと家にいて、創作どころじゃないのだけれど、今年はお兄ちゃんは補講、昇平は学童。私も日中、仕事やら用事やら入ってくるけれど、それでも執筆する余裕は持てている。おかげでこの夏、私は元気。ありがたい。
ふふ。こんなふうだから、私は毎朝目を覚ますのが楽しみなのだ。だって、朝の短い時間にも「書ける」からね。書いてさえいられれば、私はきっと、幸せなんだろうと思う。
「療育の朝倉さん」「昇平くんのお母さん」という私の顔しか知らなかった人には、意外なのかもしれないけれど、これもまた、紛れもなく私の素顔。明日も元気に書きたいから、今日はしっかり食べて寝て・・・そして、また明日の朝、元気に目を覚ますぞー!(笑)

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2005年7月23日 (土)

「勇者フルートの冒険・番外編」完結

「フルート」番外編「シルの町の戦い」が完結しました。最後の方はもう、書きまくり。筆が、いやタイプする手が止まらなくなっていた。 >あ、いや、ちゃんと家事とかはやりましたよ。・・・最低限。(笑)
あーーーー・・・楽しかった!! 満足満足。

ホント、このフルートシリーズは、キャラクターたちが動かしやすくて好きなんだよね。というか、シリーズもので書いてきた作品は、基本的にそうなんだけど。キャラクターが動くから、作品が書きやすい。あまりいろいろ考えなくても、勝手に自分らしく動いてくれるし、こちら(作者)が意図していなかった動きや感情を見せてくれたり。
これって、何なんだろうね。不思議なんだけど。
意識の下にある「エゴ」の世界で、私はキャラクターを考えているんだろうか。・・・ま、別にどうだっていいいけど。(笑)

書いているうちにかなり本格的になってしまったというのもある。デビルドラゴンの章なんて、昇平に語ったときには、あそこまで派手な場面じゃなかったんだけどなぁ。乗ってくると、もう止まらない。
これを番外編のままにしておくか、フルートシリーズの5作目にするか、そこがちょっと難しいところ。デビルドラゴンの秘密とか、いくつかの新しい情報は出てきているけれど、ストーリー的にはあまり進んでいないし。う~ん。本編と呼ぶには、やっぱり少し弱いかなぁ。・・・もう少し考えてみよう。

結局のところ、私は自分自身のために物語を書いている。もちろん、読んでくれる子どもたちや大人たち(もいると信じたい)のことは常に考えながら書いているけれど、でも、やっぱり、最終的には「自分自身が好きで楽しいから」書いているんだよねぇ。
この気持ちがなかったら、作品を書くなんてことは絶対にできない。
もし、ここを読んでいて、今回の作品も読んでくださった方がいたら、感想をお聴かせいただけると嬉しいです。
一言でも、すごく嬉しいです。はい。
よろしくお願いします。(m_m)

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2005年7月20日 (水)

「オペラ座の怪人」

先日、MUSIC BATTON に答えたのをきっかけに、久しぶりでロンドン版の「オペラ座の怪人」を聴いています。
これは、私の妹がイギリス留学土産に買ってきたサントラテープからダビングしたもの。「オペラ座の怪人」がロンドンで初公演されて大人気になったばかりの頃のものです。もう20年近く昔のだ~。(^_^;) でも、あまり激しい聴き方をしなかったので、今でもなんとか大丈夫です。
テープはもちろん完全英語版なので、何が起きているのかさっぱりわからなかったのだけれど、でも、とにかく歌がよい。何度も何度も聴いているうちに、やがて劇団四季で「オペラ座の怪人」を上演するということになったので、東京まで観に行きました。
正直、ロンドン版を聴き込んでいた私には、歌としては物足りなかったです。しかたないのです。ミュージカル「オペラ座の怪人」は主要なセリフも歌で歌われることが多い。そうすると、英語の歌詞と日本語の歌詞では、同じ曲の中に収められる音数が全然違う。英語の方がたくさん内容を「歌える」んです。日本語の音とメロディラインが合わないのも、翻訳物だけに、どうしようもないし。
でも、それを補ってもあまりあるほど感動したのは、やはり「日本語」だったから。今まで想像を働かせるしかなかったストーリーが、日本語で歌って演じてもらうと一発でわかる。当たり前なんだけど、自分はやっぱり日本人だなぁ、とつくづく思いました。
以来、ロンドン版を聴いても、同時に四季で聴いた日本語の歌詞も浮かんできて、場面がよく理解できるようになりました。しかも、音的にはメロディにあった英語の音で聴けるわけで・・・いやぁ~、やっぱり良いですわぁ~!
このテープを聴くのも十年ぶりくらいなんだけど、今でもしっかり感動してしまいます。
まもなく、「オペラ座の怪人」のDVD(ビデオもかな?)が発売されるようだし、これはやっぱり観てみなくちゃなぁ~と思っています。映画なので、歌的には期待しすぎない方がよいと聞かされていますが、ロンドン版から四季版のときに一度ギャップを経験しているから、大丈夫かもしれません。

それにしても・・・四季で観たファントムは素敵だったんですよ~。市村正親さんでね。って、私、この方の大ファンなんです。(笑) 「エレファントマン」も良かった。映画のファントムは若くて、表情豊かとか? これはこれで楽しみです。
MUSIC BATTON に答えたおかげで、久しぶりに再燃した「オペラ座の怪人」熱。映画版も人気になっていたから、ちょうどいい時期だったのかも。
良い作品は、何十年たっても良いってことなんでしょうね♪

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2005年7月19日 (火)

まもなく夏休み

 日焼けした子どものうなじ 夏休み

明後日からいよいよ夏休みです。と言っても、当分の間、昇平は学童に通います。
高校生のお兄ちゃんは、一足先に夏休み突入。でも、補講補講で、実質はお盆の頃にしか夏休みがありません。
なので、母はまだまだ夏休みモードにはならないのです。毎日作るお弁当が1つから2つに増えるのが違いかな。
それでも、いつもとは違う体験を子どもたちがしてくれるといいな、と思うんですが。

さて、旦那が帰ってきました。夕飯を出したら、昇平をお風呂に入れなくては。

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2005年7月18日 (月)

ポテトチップスカレー味

旦那がおやつに「激辛カレー味」のポテトチップスを買ってきた。
ポテチ好き珍しもの好きの昇平が、さっそく味見と袋を開けて、1枚2枚・・・あとはもう手を出さない。おや?
「そういえば、ポテトチップスってカレー味はあまり見かけないよねー」と言いながら、私も1枚2枚・・・むむむ??
旦那、ビールのつまみに食べて一言。「うーん。やっぱり、ポテトチップスにカレー味って、あまり合わないな」

ポテトチップスは、いろいろな味があっても、基本はやはり「ジャガイモの味」なんだろうと思う。
いろいろな色物の味は出るけれど(照り焼き味とか、みそ味とか)、不動の人気はやっぱり「うす塩」と「海苔塩」、いいところ「コンソメ味」止まり。どれもジャガイモ本来の味を損ねすぎないものばかり。「カレー味だとジャガイモの味がなくなる感じだな」と旦那が言うけれど、確かにそうだと思う。
ポテトチップスって、ホームメイドしてみてわかったけれど、本当に芋と油と塩こしょうくらいしか使わない。そのシンプルさが好まれているから、アレンジがしにくい、というところなのかもしれない。

旦那がカレー味のポテチを食べ続けているので、「おいしい?」と聞いたら、「ダメだ」と答えた。もったいないから食べていただけらしい。
この商品も長いことはなさそうだねぇ~。(苦笑)

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2005年7月17日 (日)

暑い!

いや~、暑い! むちゃくちゃ暑いです!
現在室温は32℃、夕方4時を回ったのに、まだ気温は下がってきません。
こりゃ夕飯は冷たい麺に決まりだな。

昇平には友だちが遊びに来てくれていますが、さっきから機嫌の悪いこと悪いこと。
暑さのせいだろうなー、と思ってみています。暑さや湿度に弱いからねぇ。

さて、そろそろ買い物に行ってこなくては。

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2005年7月16日 (土)

Musical Baton

ニキ・リンコさんの日記からMusical Batonたるものが回ってきました。
音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の5人を選びその人にバトンを渡す、というルールなのだそうです。私は最近ブログを始めたばかりなので、こんな遊びがあるとは全然知りませんでした。おもろ~♪
ということで、質問に答えてみようと思います。


◆コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量 
パソコンの中に音楽ファイルは入れていないので『0』。
だって、すぐ隣にCDプレーヤーがあるんだもの。
音楽ファイルを動かしていると、その分パソコン全体のパフォーマンスが悪くなる気がして、あまりやりたくない、ってのもある。(非力なパソコンを使っていた頃の後遺症かもしれない)


◆今聞いている曲
えーと、音楽ゲーム「pop'n music」の『ボーカルベスト5』というサントラCD。
ベスト5というのに、何故14曲も入っているのだろう。歌手も5人以上いるような気がするんだけど・・・。


◆最後に買ったCD
先週百円ショップで買ったばかりの『映画の中のクラシック6』というCD。
「2001年宇宙の旅」に使われていた、「ツアラトゥストラはかく語りき」とか、「タイタニック」に使われていた「アメージング・グレース」(正確にはこの曲はクラシックじゃないけど)、「裏切り者」に使われていたホルストの組曲「惑星」の中の「土星」とかが入っている。
でも、名曲が9曲も入っていて、著名ではないけれどそこそこの楽団が演奏していて、それで100円っていうんだからねぇ。昔だったら、どんなに安くても980円だったんだけどなー。


◆よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
1.『禁じられた契約(ちぎり)』
 先にあげた「ボーカルベスト5」に入っている。私のここ半年余りの一番のお気に入り。しょっちゅうかけている。
 でも、私がこれを好きだというと、曲を知っている人は「え~!??」と驚く。(^_^;)

2.『Ready!』(映画「ワンピース ジャンゴのダンスカーニバル」主題歌)
 「ワンピース主題歌集 ベストアルバム」の中の一曲。
 先日のブログにも書いたとおり、「ワンピース」は「フルートの冒険」のBGM。この曲は初恋の歌なんだけど、なぜだか、私の頭の中では子犬のポチのテーマ曲になっている。たぶん、スピード感と、けなげな歌詞があの子をイメージさせるんだろうな。運転中にもよく聴いている。

3.『世情』
 大好きな中島みゆきの中でも、一番好きな曲の一つがこれ。昔「金八先生」のテーマ曲に使われた。

4.『オペラ座の怪人』
 最初に聴いたのはロンドン版。劇団「四季」も観にいった。歌唱力という面では、やっぱりロンドン版の方が上。
 ヒロイン・クリスティーンの音域は非常に高いので、アルトの私にはとても歌えない。
 そういえば、まもなく映画「オペラ座の怪人」のDVDが出るみたいだなぁ。

5.『運命』
 ベートーベンの交響曲第5番。あまりにも有名な曲だけど、クラシックの中では一番好きかも。ベートーベンの重厚な派手さが好きなので。

・・・とまあ、できるだけ多方面のジャンルに渡るように挙げてみた。本当はこれに負けないくらい思い入れがあって好きな曲は、まだまだある。(笑)


◆バトンを渡す5人(ブログをやっていない方もいるけれど)

 『その日暮らし』のF@旦那様
 『「ひいろ」のホームページ』のひいろさん
 『Mind of ausism-私が私であるために-』の空音さん
 『ことばと発達の学習室』のMさん
 『ゆのじ☆すまいる』のぴいママさん

音楽が好きそうな or 仕事しながら音楽を聴いていそうな方たちに回してみました。
気が向いたらバトンを受け取ってください。・・・って、ここを読んでない人もいるかも。(汗)

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2005年7月14日 (木)

私の創作歴

「フルートの冒険・番外編」が順調に進んでいて、満足満足。(笑) やはり週に2回の更新ペースにして、ちょうど良かったらしい。
しかし、この話、全体としては短いくせに、やたらといろいろ事件が起こる。というのも、昇平に語り聞かせたときに、毎晩一つはアクションシーンが入らないと満足してもらえなかったから。書いているうちに、なんだか少年漫画でも描いているような気分になってきて、我ながらおかしくなる。

とはいえ、私のこの事件好きアクション好きは、実は昔から。小学生時代、リカちゃん人形でままごとをするとき、妹たちは、お客様ごっことかお買い物とか、そういう設定のストーリーが好きだったのに、私のお気に入りのストーリーは雪山遭難とか漂流とか・・・。普通やるか? 人形遊びで、そんなストーリー。
あ、女の子らしい設定のストーリーもあったけどね。お城での舞踏会! この設定もやたらと好きだった。
・・・やっぱり現実離れしてるぞ。

中学生になるころには、人形を動かしているだけでは飽き足りなくなって、頭の中でオリジナルなキャラクターを動かすようになった。そうして書いていたのは、ヒョウとカモシカが登場する戯曲(・・・どーゆう戯曲だ)。妖精の子どもたちが登場する童話も書いた・・・さらわれた3月の精を助け出すために、兄弟の月の精たちが欲深な金持ちと戦う話だった。< ヾ(--;オイオイ
あの当時は漫画も描いていて、一つ目のおばけと子どもたちの物語、なんてのも描いていたっけ。そうだ~、「怪傑ゾ○」に影響ばりばりの漫画も日記帳に連載(爆)していた。読者はすぐ下の妹だった。私の日記帳は、いわゆる日記ではなく、創作のための発表の場だったんだよねぇ。
戯曲形式でパロディもやった。当時大人気だった「ベルサ○ユのばら」。今思うと、同人誌活動の「走り」をやっていたわけだ。大学ノートに書いていたけれど、戯曲形式というのは、実は漫画のネームを文章で書いたのとほぼ同じ。すごくやりやすくて、この形式ではずいぶん長い間書き続けていた。読者は、同じように「ベ○ばら」のパロディを戯曲形式で書いていた、妹の友人たち。今だったら、絶対一緒に同人誌を出していたよなぁ。(爆)

高校になって、「宝塚」にものすご~くものすご~く影響を受けた演劇漫画も描いた。これの読者も妹だった。
妹は、面白いものには面白い、面白くないものには面白くない、とはっきり言うから、作品の批評をもらうには非常によい人材だった。歯に衣着せぬ性格だったからねぇ。今はずいぶんマイルドになったけど。

とはいえ、私に漫画のセンスは全くなかった。
だって、不器用なんだもの。ペン入れ、定規、スクリーントーン、効果線・・・苦手、苦手! 漫画はほとんどすべて、スケッチブックに鉛筆で描いていた。
それに私が描く絵は、ものすごく癖のある絵柄だった。少しずつ「普通」に変えてはいったけれど。
しかも、絵としての良さ、構図やデザインの美しさより、物語そのものの楽しさの方を追求してしまうから、絵を描く時間がまどろっこしくてしかたない。それで、結局文章の方に行った。
大学生になって、初めてまともに書き上げた長編小説が、「宇宙警備隊員レッド」シリーズというスペースオペラ。要するにSFだ。
大学の友人たちに好評で、作品を書いた大学ノートはずいぶんあちこち回覧されたけれど、とある友人に貸したきり、あとは戻ってこなかった。引っ越しの多い友人だったから、なくしてしまったんだろうなぁ。
今だったらパソコンに入力しておいて、そこからコピーを回覧、ということができるけれど、あの頃は大学ノートに手書きだったから、もうどうしようもなかった。作品としては稚拙だけれど、自分でも気に入っていたから、ちょっと残念だった。当時所属していた、関西の創作サークルの同人誌に、その1作目だけがかろうじて残っている。

その後も大学時代はもっぱらSFを書き、SFマガジンに投稿したショートショートが掲載されたこともある。「アサクラ私立図書館」に収録されている「エルシー」という作品。「クルク」という長編をSFコンテストに投稿したこともある。・・・もちろん落選したけど。(爆)
ちなみに、当時やっぱりSF小説を書いていた旦那も、同じコンテストに投稿して、同じ二次予選までは生き残った。その記念作「アンドロイド殺人事件」は、やっぱり「アサクラ私立図書館」に収録してある。けっこう面白いので、良かったら読んでやってください。<CM
「クルク」は長すぎて、まだ入力できないでいる。いつかはこれも私立図書館に収録しておきたいんだけどね~。

大学卒業後、時代の移り変わりもあって、書く作品はSFから推理小説へ。そして、今は息子のために、児童文学のヒロイックファンタジーを書いている。

・・・とまぁ、つい悪のりして私の創作歴など長々と書いてしまったけれど。(読んでくださった方、ありがとう)
こうして全般的に振り返ると、やっぱり、私って「アクション系」が好きみたいだな。事件が起こる物語の方が好きなんだよね。実は、「フルート」を書いているときのBGMは、アニメ「ワンピース」の主題歌集。ノリの良い音楽がぴったりなもんで。
私が楽しんで書いたものを、誰かが読んでまた楽しんでくれる。これが最高だなー。読んでくれる人がいる限り、きっと私は書き続けるんだろう。

さて、「フルート・番外編」もストーリーの2/3まで来た。この後もまた事件は起こる・・・。
「ワンピース」を聞きながら、楽しみながら、この後も書いていこうっと。(笑)

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2005年7月12日 (火)

イルカ

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夕方、スーパーに回って買い物していたら、ふと目についたイルカのぬいぐるみ。手に取ってみたら、ふわふわと手触りがよくて気持ちいい~! 思わず衝動買いしてしまった。
パソコンやりながら、なでたり抱いたりしているけれど、なんかネコでもなでているみたいで、なんとも落ち着く。(笑)
あまり私がかわいがるものだから、昇平が隙を狙ってはイルカを取っていこうとする。
だめ~! これはお母さんの~!! と奪い合い。

・・・我ながら、なにやってんだか。

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はみだし「てくてく日記」

昨日、具合が悪くて急に休んだ担任が、今朝は元気に学校に出てきた。
しょげておとなしかった昇平たちが、先生を見たとたん、いつものペースに戻った。
表面的には変わりないように見えるけど、どの子も心の中で「ホッ」としたのが聞こえた。
昨日はみんな、ずいぶん心配していたんだよね。

担任が変わって3か月。今では名実共にドウ子先生が昇平たちの担任だ。
ただそれだけのことだけれど・・・むしょうに嬉しい。

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いろいろと

考えることがあって、考えが堂々巡りして、だんだん本質からずれていって・・・。
友だちの冷静なことばに、はっと我に返る。そんな一日だった。

こんな夜は、好きな音楽でも聴いて、おいしいコーヒーでも淹れて、自分自身のために時間を使うことにしよう。
「やらなくちゃいけないこと」ではなく「やりたいこと」を考えることにしよう。
焦らなくたって、真実はいつだってすぐ隣にいるんだから。

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2005年7月10日 (日)

蒸し暑い!

暑い、あつい、むしあつい!!
気温は30℃を少し切るくらいなのだけれど、湿度がとにかく高くて、80%近くある。不快指数が高い。

私はこの、夏の初めの蒸し暑さが大の苦手だ。夏生まれのくせに、こういう暑さに出会うと、ぐで~ばて~・・・とのびてしまう。
基本的に私はアクティブな性質だと思っているのだけれど(実際には動かなくても、頭の中は常に回転している感じ)、こういう暑さに会ったときだけは、いきなり頭も体も回転数も落ちて、うまく動かなくなってしまう。
暑いよぉ~、元気が出ないよぉ~・・・。相変わらず食欲もないし。でも、おやつだけはある程度食べられちゃうから、痩せられないなぁ。

はぁ~。今日は「フルート」を進める元気さえ出なかった。明日には調子が戻るかな? 戻るといいな~。
とりあえず、寝室にエアコンをかけて、夜だけは快眠できるようにしておこう。
うん、そうしよう。ぐでぐで。

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夏バテ?

ここ数日、なんとなくあっさり系が食べたい気分が続いている。
夕飯に家族の好きなおかずをいろいろ並べるのだけれど、自分は「納豆が食べたい~」と納豆ご飯で済ませてしまったり。
昨夜は肉のショウガ焼きと小イワシの南蛮漬けを作ったのだけれど、肉には全然手が出なくて、南蛮漬けばかり食べていた。それも一緒につけ込んだタマネギやニンジンといった野菜の方をメインで。
「最近こってりしたものが食べたくないんだよね。どうしてかなぁ」
と食事の席で言ったら、お兄ちゃんが一言、言った。
「夏バテじゃない?」
な、なるほど!

とはいえ、ビールなんかは平気でなので、昨夜も飲んでしまった。胃を荒らさないために、おつまみも食べるから、あっさり系食事をとっていても、カロリー的にはとんとんになってしまっているだろうな。いや、むしろオーバーかも。
ちぇ。

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2005年7月 8日 (金)

Mディレクターとの出会い

木曜日、『とーます!』の支部懇親会で、NHK福島のMディレクターとまた会って話をすることができた。
 ※前回お会いしたときの様子はこちら。→昇平てくてく日記「特別支援教育に思う~NHKの取材を受けて~」

Mディレクターは女性で、まだお若い。たぶん三十代前半というところだろうか。(それよりもっと若かったらゴメンなさい!) 「昨日オンエアになった番組の制作で、数日間ほとんど寝てないんです。寝ても1時間とか・・・」と話しながらも、その表情はとても明るい。口調も歯切れがよくて、つい引き込まれるような話し方をなさる。
ちょうど、前日放映された番組(夕方5時台のローカル番組の中のコーナー。)を私も少し見ていたので、懇親会の後は、その話で盛り上がった。会津のとある地区で、そこに残る民話や伝承、生活の知恵を、その地区の人たちが自分たちで収集して書き起こし、本にして出版する、という活動を紹介した番組だった。昨日を逃すと放映が大幅に遅れてしまうので、なんとしても間に合わせましょう! と、その活動をしている代表や皆さんと協力して、突貫工事で番組を作りあげた・・・というエピソードには、先の「1時間しか寝てないんです」という話と合わせて、ものすごいエネルギーを感じてしまった。番組制作に関わる人たちって、みんなこんな感じなのかしら・・・?
「これは、その地区のおばあちゃんが、からむし(織り)で作ってくれたものなんですよ」
と言って、Mさんが見せてくれたのは、白っぽい糸を寄り合わせて作ったブレスレットだった。青いビーズがいくつか通してあって、素朴だけれど、とっても素敵。
「素敵でしょう? こんなふうに、自分たちがしていることに新しい価値を見つけて、『あら、自分たちもけっこうすごいことをやっているじゃない? 私たちが住んでいるところって、実はすごいところなんじゃない?』なんて、再発見してもらえたらいいな~、なんて思いながら番組を作ってるんです」
そういいながら、Mさんの瞳はキラキラと輝いていた。本当にこの「報道」という仕事が好きだ、という気持ちがばんばん伝わってくる。いいなぁ、こんなふうに目を輝かせて自分の仕事の話をする人って。話していて、すごく気持ちがいい!
他にも、地方局ではディレクターがなんでも仕事をこなさなければならない話とか、時にはデジタルビデオカメラを回して自分で映像を撮ることもあるけれど、そうすると、普段なら絶対にしないような話を、相手が思いがけなく聞かせてくれることがあるとか・・・。私には報道関係の知人がいなかったので、そういう話の一つ一つがまた新鮮で、聞いていてすごく面白かった。

私はまだ、Mさんが手がけた番組を2つ3つしか知らないけれど、その中にある共通したテーマがあるような気がしている。
『地域に根ざした、地味だけれど一生懸命な活動』というのを、積極的に取り上げて紹介してくれている気がするのだ。本当ならば、もっと人目をひくような、華やかな活動を追うこともできるはずなのに、(まあ、この福島県に、そういう活動がどれくらい頻繁にあるかというと、そこは疑問ではあるけれど・・・) あえて、なかなか人目につきにくい、でも一生懸命な人たちの姿を追いかけようとしてくれている。その取材姿勢が、話のそこここから伝わってきて、これがまたなんとも言えない感動だった。

『とーます!』というのは、なんのことはない、ただの母親の集団だ。子どもたちはADHDやその周辺の障害を持っている。だから、普通の子育てマニュアルが通用しなくて、みんなしょっちゅう悩んだり迷ったり孤独に陥ったりする。しょっちゅう・・・「いや、いつもそうよ!」というメンバーたちの声が聞こえる気がするな。(苦笑)
でも、そんな親同士が、より良い子育てを目ざして、自分たちで集まって活動を始めたのが『とーます!』。今年5年目を迎えるけれど、それでも、吹けば飛ぶような弱小団体だ。
人数は少ない。力もない。だけど、子どもたちのためになんとか方法を見つけたい、この子のためにできることを見つけたい。その気持ちだけは、人一倍ある。
だから、Mさんは私たちに取材を申し込んできたのかな、と考えている。
子どもを思う一生懸命な気持ちだけは、私たちだって、誰にも負けないから・・・。

Mさんは、私たちの話に熱心に耳を傾けてくれる。「障害について何も知らないから、まず勉強をさせてください」と正直に言ってくださる。これは本当に嬉しい。「あの子は○○だから」と決めつけられることが多いだけに、まず、私たちの話をありのままに聞いてもらえるのが嬉しいのだ。
障害について最初は知らなくたっていい。知識は後からだって身につけられるのだから。知ろうとする気持ちがあることが、まずなによりも大事なのだ。
正直なことを言うと、障害児の親たちは、マスコミをあまり信用していないことが多い。勝手な思いこみや、一般的な考え方で記事を書かれて、「そんな意味で言ったわけじゃなかったのに!」と取材された者がショックを受ける、ということも、ままあるのだ。私自身も、障害に関することで、雑誌や新聞の記者から過去に2,3度取材されたことがあるが(注:記事にはならなかった。)、一方的な価値判断に基づいて話を聞かれている気がして、なんとも不愉快な思いをしたことがある。よその県のことだが、子どもや家族のプライバシーに十分配慮しないまま報道したためにトラブルが起こった、という話も聞いたことがある。
だからこそ、「まず、ありのままを知りたい」と言って、熱心に親の話に耳を傾けてもらえるのが嬉しいのだ。時間をかけて知り合っていけば、きっと、取材をする、されるの立場になったとしても、そう大きな思いの食い違いは起こらないだろうから。

Mさんは、良い意味で、私たちのマスコミへのイメージを打ち破ってくれている。
報道の仕事が大好きで、寝るのも忘れて仕事に打ち込んでいる姿は、そのまま「情熱」や「誠実」の姿だ。
マスコミにも、こんな素敵な人がいるんだね。
いや、もしかしたら、本当は、こういう人の方がたくさんいるのかもしれない。たまたま、これまで出会ってきたり噂に聞いたりしたマスコミ関係者が、ちょっとハズレだっただけで。
あるいは、それもちょっとした誤解から起こっていたことで、お互いに良く知り合えば、そんなトラブルも避けられていたのかも・・・。

Mさんとの出会いを通じて、私はそんなことを思いめぐらせている。


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2005年7月 7日 (木)

あこがれのカンヅメ生活

先日、お兄ちゃんは期末試験だった。
英語の長文読解の問題だった、と持ち帰ってきたのが、アガサ・クリスティがデビューする際のエピソード。推理小説の女王の彼女も、無名の時代にはなかなか芽が出なくて、処女作をあちこちの出版社に送って、2年後ラストを書き替えることを条件にやっと出版にこぎ着けたらしい。知らなかった。いや、昔々そんなエピソードをクリスティの本の後書きで読んだ気もするけれど、忘れていた。
そのいわく付きの処女作を書くに当たっては、自宅にいたのでは書き上げられそうにないので、ムーア(荒野)に近いホテルに滞在して、午前中は執筆、午後は翌日書く分の構想を練るためにムーアを散歩する、という生活をしたのだそうだ。・・・と、ここを訳して、思わず「うらやましい~!!」と叫んでしまった私。いいよなぁ~。そんなふうに書くことに専念できる環境って。ああ、あこがれのカンヅメ生活。(爆)
今、私は「フルート番外編」を書き進めているけれど、とにかく雑用や予定がいろいろ入ってくるから、思うように進まない。書きたい気持ちは山ほどあるのに、書く時間が十分に確保できないって言うのは、非常にストレスがたまる。半日思う存分書いて、残る半日は明日の構想と英気のために費やすだなんて、うらやましすぎるぞ~。

でも、こんなことも思う。
もしも、四六時中書いてばかりいられて、他のことをいっさいやらなくなったら・・・子どものことも、家事のことも、その他の諸々の生活もしないで書くことばかりやっていたら、きっと、じきに私は何も書くことがなくなってしまうだろうな、と。
書いているものは空想の世界のファンタジーであっても、あるいは荒唐無稽なSFであったとしても、その基礎や書きたいことそのものは、常に現実の世界からやってきている。生活の中から、書きたいことが見つかってくるのだ。
カンヅメ生活で作品を形にするのは素敵だけど、そればかりやっていたら、ぜったいに人間的に枯渇すると思う。
忙しい忙しい! あれもこれもあって目が回りそう! なんてしょっちゅうわめいているけれど、こんな生活だからこそ、私は書き続けていられるのかもしれないなぁ、なんても考えている。
結局、私にとっては、自分の生活をきちんと生きることが、作品を書くための基本なんだよね。
とはいえ、やっぱり、カンヅメ生活には憧れるけど・・・。(笑)

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2005年7月 5日 (火)

「ディープ・インパクト」成功!

彗星の核に衝突体を打ち込むNASAの「ディープ・インパクト」実験が成功した。こちらが速報。→http://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=04reutersJAPAN181090&cat=17

昨夜7時台のNHKニュースで見たけれど、インパクター(衝突体)は衝突寸前まで彗星の映像を送っていた。近づいてくる彗星は、本当に岩石の塊で、表面にはいくつもクレーターが見えた。すごい・・・。
彗星は大昔から人間が目にしてきた天体ショー。だけど、その正体は長い間知られてこなかった。実はそれが岩や氷の塊なのだとわかるようになってからも、「これが彗星の実体です」という映像は、これまで目にしたことがなかった。想像図ならあったかもしれないけれど。
『これが本物の彗星なのか』と思ったら、感動するとか言うのを通り越して、鳥肌が立ってしまった。彗星のすぐ近くまで言って、写真を撮って、しかも物体をぶつけて調べてみる。これはもう、SFの世界だよ。

新聞各社の速報を調べてみたけれど、このニュースを大きく取り上げているところはなかった。やっぱり世界中のできごとの中では、地味な方のできごとらしい。(苦笑) でも、専門家たちはものすごく興奮していると思う。だって、太陽系の起源を知ることができる、人類史上初の大実験なのだもの。

インパクターが衝突した瞬間、彗星の一角が輝き、噴出物が宇宙に広がった。
その映像をテレビで見て、また鳥肌。
人間って、すごい。

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2005年7月 3日 (日)

日曜ロードショーで

「スターウォーズエピソード4」をやっていた。
この夏、エピソード3が公開するのに先立って、エピソード4~6を毎週放映するらしい。

偶然に最後の30分くらい見たのだけれど、やっぱりこの作品は好きだな~、とつくづく。
展開とか、今ならもっとテンポ良くなるんだろうけれど、特撮だって、今の方がもっとすごい映像が作れるんだろうけれど、でも、やっぱりこの作品はいい。
当時の常識をくつがえすようなカメラアングルと舞台・小道具を駆使して、可能な限り現実的な未来世界を作る。その意気込みが画面からバンバン伝わってくるから。
熱意というのかな、熱気というのかな。そういう目に見えないものが、作品自体にパワーを与えている感じ。

こういうのって昔の作品にはけっこうある。
「スタートレック」もそうだった。私が見ていた時代は「宇宙大作戦」という題名のテレビドラマだったけど。
今思えば、セットも舞台もちゃちだったけれど、面白かった。とにかく面白かった。
むちゅうになって観ていたっけなぁ~・・・。
「ウルトラマンシリーズ」もそうだ。思い出せば、他にもたくさんの特撮ものやアニメの名作が浮かんでくる。
技術はどんどん進歩していくけれど、結局のところ、技術だけでは面白い作品は作れない、ってことなのかもしれないね。

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2005年7月 2日 (土)

「ディープ・インパクト」

彗星の頭の部分に探査機から衝突体(インパクター)を打ち込んで反応を調べる、なんて実験がまもなく行われるんですね!
うわ~、なんだかドキドキする~!!

彗星って氷や岩の塊からできていて、それが太陽に近づいていくと、溶け出した物質が太陽風に乗って太陽と反対側にのびて尾になります。昔から、ほうき星とか言われてよく知られていたのだけれど、その実体は、と言うと、謎がとても多い。そこにインパクターを打ち込んでみよう、という計画なのです。
実際にやってみて、何が起こるかはわからない。もしかしたら何も起こらないかもしれない。でも、だからこそやってみる。うーん、ロマンだわ~。(笑)
衝突は4日。残念ながら肉眼では衝突の様子は見られないらしいですが、インターネットやNHKのハイビジョンで中継される予定だそうです。わくわく♪

詳しくは、こちらをどうぞ。
  ↓
国立天文台「ディープ・インパクト」のページ

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2005年7月 1日 (金)

今日から7月

というタイトルでブログを書いて、さあ、アップしようと思ったら、通信障害でダウン。せっかく書いた文章がパーになってしまいました。ぐすん。
でも、気を取り直してもう一度。

今日から7月です。左上の写真も替えてみました。前の花の写真と同じ駅の近くで撮ったものです。ちなみに、携帯で撮ってます。サイズ的にちょうどいいですね。
先月は割と〆切に追われることが多い月でした。今月はどんな月になるのでしょうね。
そういえば、私とおにいちゃんの誕生日もあるんだわ。う~ん、ぞろ目の歳ですか・・・。(爆)
ま、年を重ねるのは、決して嫌いじゃないんですけどね。私の場合は、年とった方が、経験値が上がって生きやすくなる気がしてるから。
健康に気をつけながら、今月も欲張りに生きようと思っています。(*^_^*)
05-05-04_14-15

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