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2005年6月25日 (土)

小説を書く姿勢

さて、「フルート・番外編」は、日付が変わったところで、無事にアップした。これで物語の中の1つ目のストーリーが終了。予定通りに行って、良かった。

こんなふうに小説のことも遠慮なく書けるようになって、実は嬉しい私。やはり、若干遠慮があったんだよね。小説を読む人は、ホームページに来るごく一部の人たちだし、小説や物語を書く、というのは、とても個人的な作業だから、こんなことを読まされても退屈な人が多いだろうなぁ、なんて考えていたので。でも、ブログなら、ジャンルごとに記事を読むことができるから、小説や創作に興味がない人は、そこは飛ばして興味のあるところだけ読むことができるものね。
う~ん、結構いいかも、ブログ。(笑)

ただ、ここには、小説の進行具合やその時々の私の感想は載せるものの、作品そのものの解説は載せないようにしよう、と考えている。これは、私のポリシーでもあるのだけれど、小説というのは原則として「作品の中ですべてを語り尽くすべきもの」だと思っているから。
同人誌でよく見かけるのだけれど、後書きや対談などで、作品の舞台設定やキャラクター、果てはストーリーに至るまで、詳しく説明している人がいる。たまに商業誌でも見かける。でも、これってどうかなぁ、と思っている。
新井素子の「あとがき」のように、それを「売り」にしているような特殊なケースは別だけれど、その彼女だって、本当に大切な部分は作品の中で語っていて、決して、後書きで「補足説明」はしようとしていない。ああいう補足説明は、本文で必要なことを語るだけの力がないことを、自分自身で証明しているんじゃないかな・・・なんて感じてしまう。
厳しいことを言っているのは自覚している。同人誌だもの、作者も読者も楽しいんだもの、それでいいじゃない、という声も聞こえるような気がする。
うん、それでもいいと思う。同人誌の世界でなら。
だけど、本当にたくさんの・・・不特定多数の人に読んでもらいたいと考えたら、同人誌でも、やっぱり作品の中で勝負しなくちゃいけない、と思うんだよね。
だから、私はここでは作品の細かい説明はしない。聞かれたら、差し障りのない程度には答えるだろうけれどね。

私は「アマチュア小説作家」を自称している。
我ながら、なんだかすごく偉そうな感じで恥ずかしいのだけれど、実は、これは他人に対していっていることではなく、私自身の覚悟を表しているのだ。
アマチュアのもの書きというのは、ぶっちゃけて言えば、ただ好きで文章を書いているだけの「趣味の人」だ。金にもならなきゃ、プロのようにたくさんの人に読んでもらうだけの場も力もない。だけど・・・それでも、心の中だけでは、「プロの作家と同じくらい」真剣な想いで作品を書いていきたい。プロにはなれなくても、プロと同じくらい本気で書くことはできるはず。そう思うから・・・いや、思いたいから・・・自分はアマチュア小説作家だ、と言っている。
恥ずかしくて、実際にはなかなか口に出せないけどね。(笑)

とはいえ。
この覚悟に見合うだけの作品が書けているかどうか、ということになると・・・・・・うーん・・・・・・こればっかりは、自分ではわからないなぁ。読んだ人の感想や反応からしか、知ることができないからね。
下手の横好きが、身の程もわきまえずに、偉そうなことを言っているだけかもしれない、なんても思っている。
もしそうだったら、ごめんなさい、だね。(苦笑)

「フルート・番外編」はこの後、短いストーリーがあと3つほど続く予定でいる。
小さな作品だけど(そうなると思うけど)、でも、そこにも私が書きたいもの、書きたい想いは詰まっている。
どのくらいの人が読んでくれるかわからないけれど、少しでも、それが伝わっていってくれるといいな・・・と考えている。

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