2023年12月 5日 (火)

双葉旅館忘年会2023

Futabaryokan

先週末の12月2日、親の会の学習会の後で、顧問の先生と親たちとで飯坂温泉の双葉旅館で忘年会をしました。

この新しい「てくてく日記」になってからは初めての紹介になりますが、コロナ禍に入るまでは毎年ここで忘年会を開いていたので、4年ぶりの再開でした。

わ~、久しぶり~!

あんまり嬉しくて、旅館の写真を撮り忘れたので、4年前に撮った写真を上げておきます(笑)

 

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コロナ禍の間に内装をリフォームしたのでしょう。

客室の壁や天井が綺麗になっていました。

 

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部屋に準備されたお茶請けは栗の渋皮煮。

野菜ソムリエの資格も持つ女将さんの手作りです。

ふっくら柔らかくて美味しい。

 

午後6時に宴会が始まりました。

私たちは発達障害の子どもを持つ親の集まりなので、プライバシーの関係で顔出しができません。

なので、双葉旅館自慢の料理の写真を上げていきます。

 

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鍋物はすき焼き。牛肉はたぶん福島産。ゴボウやネギ、キノコ、春菊と野菜もいっぱい。

 

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手前向かって左から、

山菜とキノコの煮物。らっきょうと長芋とキュウリの漬物。長芋とキュウリの梅肉のせ。

生卵(すき焼き用)。柿の白和え。ごま豆腐。

菊の酢の物。蒸し牡蠣のポン酢ジュレ。ロースト・エゾジカ(!)

 

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写真の右の方に見える足付きの白いカップには、食前酒のカリン酒が入っていました。(飲んだ後なので空)

焼き物は、カレイの一夜干し。

写ってないですが、冷凍したサクランボの塩漬け(?)が添えてありました。

これらの料理はすべて女将さんの手作りです。

 

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双葉旅館は地酒も自慢。

日本酒ソムリエの資格を持つ女将さんに、いつもお勧めを出してもらって、みんなでシェアして楽しみます。

今年出してもらったのは──

 

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「會津宮泉」熟成純米吟醸秋あがり。

宮泉さんは会津若松市内の酒蔵です。

火入れ1回の秋上がりは、すっきり辛口で料理にもぴったりでした。

あ、手前のお皿に冷凍サクランボが見えますね。

 

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次に出してもらったのは、大木大吉本店の「楽器正宗」本醸造別撰中取り。

ここは西白河郡矢吹町の酒蔵さんで、プロに喜ばれる料理酒を造ることでも有名です。

発泡酒のような甘い味わいで、まるで日本酒のシャンパンを飲んでいるようでした。

宮泉とは個性が全く違っていて、こちらも美味しいお酒でした。

福島県、今年の日本酒鑑評会で10年連続最多金賞を逃してしまったけれど、やっぱり美味しいお酒がたくさんあります。

 

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お作りはマグロ、ホタテ、シマアジ。

どれもプリプリで美味しかったですが、特にホタテが甘くて美味しかったです。

 

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「食べたね~」「もうおなかいっぱいになってきたね~」

と言っているところに運ばれてきたのは、なんと

松茸ごはんと松茸の土瓶蒸し!!!

 

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土瓶蒸しの中には松茸だけでなく、ハモや蒲鉾、ぎんなんなどの具材がたっぷり。

うわ~、いい香り! 美味しい!

おなかいっぱいのはずなのに、みんな食べています。

松茸ごはんに松茸土瓶蒸しのスープをかけて、お茶漬けにして食べるのも美味しかったです。

なんて贅沢なお茶漬けでしょう!(笑)

 

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双葉旅館の冬のデザートは、やっぱり焼きリンゴのバニラアイス添え。

熱々のリンゴに冷たいアイスが本当によく合います。

 

みんなおなかがいっぱいだったので、部屋に戻ってからはしばらくおしゃべりして、少しおなかが落ち着いてから温泉に入りました。

今回は温泉の写真はありませんが、ひなびた雰囲気の2つの大浴場とヒノキの寝湯や露天風呂があります。

大浴場は私たちだけだったので、お風呂でも部屋でも喉が痛くなるくらいたくさんしゃべって笑って、本当に楽しい夜でした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さて、双葉旅館のもう一つの名物は豪華な朝食です。

一人分がこれ↓

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これが朝食ですよ。すごいでしょう?

ご飯は一人分ずつ釜で炊いてあって、今年は栗ごはんでした。

アジの干物も、飯坂名物のラジウム卵(温泉卵)もあります。

 

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サラダにかけてあるのは、手作りの人参ドレッシング。

温泉で低温調理した温泉ポークも載っています。

 

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煮物。大根や里芋がふっくら煮えていました。

 

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カボチャのスープと、デザートの自家製ヨーグルト。

ヨーグルトにかけてあるのは、たぶん桃のピューレです。

以前、てっきり桃だと思ったらリンゴジャムだったことがあるので、今いち自信がありませんが。(苦笑)

 

N先生、「これはうちの朝ご飯の3回分だね」と感心していました。

いつものことですが、本当にすごいボリュームです。

そして、前の日にあれだけ食べているのに、朝食もけっこう食べられてしまうのが、本当に不思議。

野菜がたっぷりで、揚げ物や油をたくさん使った料理がない、体に優しいメニューだからなのだろうと思います。

 

その後も10時のチェックアウトまで部屋でおしゃべりしました。

私たちはちょっと特殊な子育てをしているので、同じ立場で話ができる機会があまりありません。

だから、こういう、ゆっくりしゃべれる環境はとても貴重です。

「楽しかったね-」

「来年もまたここで忘年会をやりたいね」

と言いながら宿を後にしました。

 

そして。

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帰りがけに旅館から、福島の新米1Kgをお土産にいただきました。

なんとこれは嬉しい!!

 

最初から最後まで、美味しくて楽しくて、たっぷりサービスしてもらえて。

4年ぶりの忘年会は最高でした。

来年もまた実施できますように……!

 

 

 

 

2023年11月28日 (火)

「勇者フルート」を『カクヨム』で連載します

Kakuyomulogo

今年9月にシリーズ完結した『勇者フルート』の物語を、KADOKAWAが運営する小説投稿サイト『カクヨム』で連載することにしました。

あ、誤解なく。

ユーザー登録すれば、誰でも小説を投稿したり、投稿された小説を読んだりすることができるんですよ。

登録は無料だし、難しい制限もなし。

他人を傷つけたり攻撃したりする言動がNGなのは他のSNSなどと同じです。

 

私はずっと自分のホームページで小説を公開してきたんですが、今はこういうネット小説サイトに投稿するのが当たり前の時代。

『カクヨム』の他にも『小説家になろう』(通称『なろう』)や『アルファポリス』などがネット小説投稿サイトとしては有名です。

昔はこういうサイトがなかったから、みんな頑張って自分でホームページを立ち上げて載せたり、ブログに連載したりしていたんですよね。

私もそのためにホームページを始めたのですが、あの頃に小説投稿サイトがあったら、私も最初からそこでやっていたでしょう。

今はいい時代だなぁと羨ましいです。(^^;

 

「勇者フルート」の小説を連載します、と書きましたが、実は3年半ほど前にも一時期『カクヨム』に連載していました。

始まりの物語と第1巻を完結させたところで、自分のホームページで本編の最終巻の連載が始まったので、そこで一旦終了。

最終巻が書き上がってシリーズが完結したので、また『カクヨム』で連載再開しようと考えたのでした。

 

このブログを読んでいる方の中には、「フルート」をずっと読んでくれていた方も、全く読んだことがない方もいらっしゃるわけですが、もしよろしかったら、『カクヨム』で読んで(読み直して)みませんか?

作品のキャッチフレーズは 

「優しすぎる少年は闇の竜を倒せるか?」

チビで心優しい少年のフルートが、魔石を手に入れたことから金の石の勇者になって、仲間たちと闇の竜に立ち向かっていく王道冒険物語です。

異世界ファンタジーものだし、全年齢対象で児童文学のような雰囲気があるので、誰からも「面白い!」と言われる作品ではないと思いますが、こういう作品が好きな方に読んで楽しんでもらえたら、私としても20年間書き続けてきた甲斐があります。

本当に、もしよろしければですが、『カクヨム』に無料登録して「勇者フルート」を読んでいただけたら、とてもとても嬉しいです。

 

『カクヨム』の私の作品ページはこちらになります。

https://kakuyomu.jp/users/ley_asakura/works

 

追記:

私のホームページでは「勇者フルートの冒険」というタイトルでしたが、『カクヨム』では「勇者フルート物語」になっています。

 

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かんたん表紙メーカーというサイトで表紙を作ってみました。

 

2023年11月21日 (火)

晩秋のベランダ

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ついこの前まで「いつまでも暖かいよね」と言っていましたが、ここに来て一気に冬将軍が近づいてきた様子。

我が家の狭いベランダも晩秋の風景になってきました。

とりあえずはビオラの花苗を買ってきて、プランターに植えました。

たくさん買っても置き場所がないので3株だけですが、育って大きくなってくれるのが楽しみ。

ビオラは寒い時期にもそこそこ花をつけてくれるので、冬場の貴重な彩りになります。

 

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夏の猛暑で息も絶えだえだったベコニアも、なんとかここまで復活しました。

本格的に霜が降りたら枯れてしまうので、最後の雄姿を写真に収めました。

来年も今年のように暑くなるようなら、遮光ネットをかけてあげなくちゃ。

 

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こちらも猛暑で枯死寸前までいったミントですが、たった1本1枚だけ葉をつけていた茎からここまで復活しました。

さすがミントは強靱だな~。

一番使いたい夏場に枯れていて使えなかったので、来年はこれも早くから遮光してあげなくては、と考えてます。

我が家のベランダは西の角部屋なので西日が厳しい環境です。

この夏、伊達市は40.0度なんて全国一の暑さを記録してしまったので、植物たちは本当にかわいそうでした。(><;

 

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一方、室内で育てていたアイビーはご覧のとおり、の~びのび。

アレンジフラワーに入っていたひと枝を水に入れいていたら根が出たので土に植えたら、こんなに育ちました。

ちょっと長くなりすぎたから剪定しなくちゃいけないんですが、さてどこから切ろう、と悩んでいるところです。

これはベランダの植物ではなかったですね。

 

あと10日もすれば12月。

季節はいよいよ冬に突入します。

今年は暖冬の予想ではあるけれど、ここは東北ですから、雪や霜はやっぱり降るでしょう。

ベランダや室内にちょっとした緑を感じながら、厳しい季節を乗り切りたいと思います。

 

追記:

我が家で花や植物に興味があるのは私だけ。

旦那も息子もベランダはもちろん、室内の植物にもまるで関心なしです。(^^;

残念だけど、趣味や興味を強要するわけにもいかないので、私ひとりで愛でています。

2023年11月14日 (火)

アパートに引っ越してから6年が経ちました

同居していた姑が亡くなり、舅も認知症が進行して施設に入り、私たちだけでアパート暮らしをするようになってから10月末で丸6年になりました。

舅が亡くなってからも、まもなく5年。

早いものですね。

 

今の我が家の様子を写真に上げてみます。

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SNSにもときどき上げていますが、我が家のリビング。

配置は6年前とほとんど変わっていません。

奥の椅子が旦那の指定席、向かって左脇が私の定位置で、クッションを置いてチェストを背もたれに座ることが多いです。

 

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リビングを反対から見たところ。

元々フローリングなのですが、旦那がこたつ大好き、ごろ寝大好きの人なので、彼の強い要望で和室スタイルになっています。

こたつには亡くなった私の母が手作りした刺し子のカバーがかけてあります。

入り口横にあるのは、就労支援事業所「アートさをり」の利用者さんが作ったさをり織りのファブリックパネルです。

 

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リビング隣の8畳の和室。

西側の窓の前にある机と椅子が私のエリアで、日中はほとんどここにいます。

日当たりが良いので、天気が良いと冬でも暖房を止めて過ごせます。

その分、夏はものすごく暑くなりますが。

作業の途中で写真を撮ったので、机の上がちょっと雑然としてますね。(^^;

 

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玄関には今は旦那が集めたガチャガチャ(カプセルトイ)の「神獣べこ」シリーズが並んでいます。

奥の大きいのは、ガチャガチャの人気を受けて作られた本物の張り子のケルベコス

ここにも「アートさをり」のさをり織りファブリックパネルがあります。

 

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旦那のタンスの上の趣味コーナー。

神獣べこなどのカプセルトイと、ポケモングッズがずらっと並んでいます。

ポケモンのマンホールふた「ポケふた」を探して撮影する旅に出ては、そこのご当地ポケモンのグッズを買ってくるので、かなり増えてきました。

そろそろ置く場所がなくなってきたけれど、どうするんでしょう?(^^; 

 

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台所には農家の親戚からもらったリンゴがあります。

形や色はちょっと悪いけれど、甘くてとても美味しい♪

毎日夕食後のデザートにいただいています。

 

本当に、別にどうということもない普通のアパートの暮らしです。

広くもないし、素晴らしい家具やアイテムもない。

でも、私たちには居心地が良いし、ささやかだけど日常を豊かにしてくれるものがたくさんあります。

こういうのが幸せというものなんだろうな~、と思いながら日々を過ごしています。

 

2023年11月 7日 (火)

左足小指を骨折しました

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またブログの更新が1週あいてしまいました。

前回ブログを更新した翌日の10月25日に、左足の小指を重たい箱に強打して、小指全体が内出血。

念のためと思って翌日整形外科を受信したら、小指の先端から2番目の骨が折れていました。

(写真の矢印の部分。右上に見えているのはレントゲン撮影のために小指を押さえてくれた看護師さんの指)

 

私は足の指がハンマートゥで変形しているので、もともと小指にあまり体重がかかっていませんでした。

だからなのか、ギプスなども不要ということで、湿布と鎮痛剤だけ処方されて、3週間後にまた受診することになりました。

あまり痛みが強くないのが不幸中の幸いでしたが、普段やっている家事や体操が思うようにできなくて、なんとも不自由でした。

体が充分動かせないので、体重も1Kg増えてしまったし。

2週間経った今は、屋内ではほとんど痛まなくなりましたが、外出すると靴に圧迫されて痛むので、左足をかばって歩いてくたびれます。

体というのは、どこが悪くなっても困りものですね。

 

出かけることができないので、家の中でせっせと「勇者フルート・28」の推敲を進めていました。

誤字等のチェックと細かい文章の修正を経て、昨日ついに終了。

「勇者フルート」シリーズが脱稿しました。

私が楽しみ、読んだ人も楽しんでもらえたら、と思いながら書き続けた物語なので、これからは作品を読者に届ける努力をしていきたいと思っています。

もちろん、新しい作品も書くと思いますが、これだけの超大作はもう書けないでしょうね(笑)

 

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最後に10月30日に旦那が買ってきてくれたハロウィン・ケーキの写真を。

福島県では有名な柏屋さんのケーキでした。

トリック・オア・トリート。

 

2023年10月24日 (火)

一太郎のJUSTチェッカーは推敲にとても便利!

一太郎2023の画像

私は今、先月完成した『勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い』の推敲作業を行っています。

家族や自分のコロナの影響で取りかかりが遅れてしまったし、家事や親の会の役員の仕事なんかも入ってくるのですが、合間に時間を見つけてはちまちまと進めています。

その作業に最近購入した「一太郎2023」がとても役に立っているのです。

 

元々私は一太郎ユーザー。

小説はweb公開するために最初からHTMLファイルで書いているので、エディタとしては「秀丸」を使っていますが、ダウンロード版を作るときには一太郎を使ってきました。

先日パソコンを新しくしたので、一太郎も最新版にバージョンアップしたら、「JUSTチェッカー」という文章校正アプリが新搭載されていました。

ブラウザで文章を見ながらチェックしてもらえるアプリで、これが推敲にめちゃくちゃ便利なのです!

 

JUSTチェッカーをブラウザにプラグインすると、ブラウザ画面の右下にパレットが出てきます。

ジャストチェッカーのパレットが表示されたブラウザの画面

推敲したいページを開いた状態で、選択→コピーしてチェック印をクリックすると、あっという間に選択した範囲の推敲を行ってくれます。

私はページ全体の文章を推敲してほしいので、ショートカットキーを使って「ctrl+A」でページ全体を選択し、「ctrl+C」でそれをコピー。

JUSTチェッカーのチェックボタンを押すと、チェックされた箇所が数字で表れて、ひとつずつどこがおかしいか知らせてくれます。

文書の種類によって校正の基準は変わるので、「カジュアル」「論文・レポート」「ビジネス」「公用文」……などと設定も選択できます。

もちろん私は「小説」を選択。

 

ただ、実際にチェックしてもらうと、一番多く指摘されるのが「回りくどい表現」という私の文体に対するものです。

例えば「落ちていきました」という文章を書いていたとすると、「回りくどい表現ですよ。落ちました、にしなさい」と言われます。

「回りくどくて悪かったね! 描写と文章のリズムのために私はこう書いてるのよ!」とJUSTチェッカーと口喧嘩(笑)しながら作業することもしばしばですが、誤字脱字を指摘してくれたり、二重括弧になっていたところを見つけてくれたりと、助かる場面も多々あります。

作者は正しく書いているつもりなので、自分ではなかなかこういうミスに気がつけないんですよね。

このアプリをもっと早く使っていたら、連載中からもっとしっかり推敲できたのに、と少し悔しかったりもします。

 

とにかく、今はこのアプリを使いながら「フルート28」の推敲作業中です。

シリーズ最長の物語だけあって今はちょうど100話目、まだ半分終わっていません。

これから頑張って、残り百話あまりを推敲していきます。

それが終わって「フルート28」が脱稿したら、いよいよ一太郎を使って最初の話から電子書籍化していきます。

一太郎にはまだまだ活躍してもらう予定です。

 

 

2023年10月17日 (火)

旦那の北海道一周旅行と息子の夕食当番

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一家全員がコロナでダウンして、最後まで具合が悪かった私もやっと家事ができるくらい回復した9月下旬。

旦那は北海道一周旅行に出かけました。

 

実は旦那は60歳になったのを機に職場を退職しました。

再就職するつもりではいるのですが、その前に念願だった北海道の車中泊旅行を計画して、フェリーまで予約していました。

ところが、直前にコロナにかかって旅行は延期に。

予定では1ヶ月間かけて北海道を回るはずだったのですが、2週間遅れでスタートしたので、北海道の気候を考えて16泊17日の旅になりました。

マイカーで函館に渡り、そこからスタートして道東の道の駅を巡り、車中泊しながら海岸沿いにぐるっと北上、南下して苫小牧からまたフェリーで帰ってきました。

 

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上の写真は旦那の北海道土産です。

車中泊の旅は要冷蔵品を購入できないので、乾物や缶詰、レトルトカレーやお菓子といった保存の利くものがメインでした。

北海道まで行きながら海鮮丼やウニ丼を食べることもなく、ひたすら走り回って道の駅のスタンプを集める旅だったのですが、それでも道の駅は99カ所巡ることができたし、北海道の主な岬や半島を回れたので、「とても楽しい旅行だった」と言っていました。

 

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さて、旦那が旅行している間、私たちは家で何をしていたかというと、昇平に「自立のための特訓」をしてもらっていました。

これまでも将来の自立のために、昇平には風呂の掃除などの家事を担当してもらってきたのですが、それに加えて旦那が旅行の間は、旦那が担当していた「ゴミの日にゴミを集めて出す係」をやってもらうことに。

ゴミの出し方を知らずにいると、ひとり暮らしになったときに家の中がゴミ屋敷になる恐れがあるので、ゴミ出しは自立のために超重要なスキルだと思うのです。

ここ伊達市はゴミの分別方法が7種類と多い方なので、そのやり方を覚えるのも大切です。

最初は慣れない手つきでゴミを集めたり、ゴミ箱に新しい袋をセットするのにとても苦労したり。

でも、旦那が帰ってくる頃には、台所の壁に貼ったゴミ収集カレンダーを前の晩に見て、私にゴミの出し方を確認するようになったのですから、進歩です。

 

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もう一つ、訓練としてやってもらったのが「夕食当番」。

これまでも時々昼食や夕食を作ってもらったりしてきましたが、今回は「仕事で疲れて帰ってきても無理なく作れる夕食」をテーマにしました。

手のかかる料理は時間がかかるから、疲れて帰ってきたときには大変。

だから、ご飯だけは炊いておいて、スーパーに行ってお惣菜を買って、一品だけ何か手作りして、味噌汁などはインスタントでもOK、ということにしました。

週に3回ほど、本人に作りたいものを聞きながらやってもらいましたが、特に「鍋」はそれを作っただけでご飯もおかずも味噌汁もカバーしてしまうので、とても気に入ったようでした。

 

下が実際に彼の作った夕食です。

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唐揚げ(市販の惣菜)、もやしとひき肉の炒め物(手作り)、長ネギ味噌汁(本人の希望で手作り)、漬物(市販品)

 

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ニラたっぷりの辛味噌鍋(手作り)、蒸し茄子(作り置き)、漬物・白桃缶(市販品)

 

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スパゲティナポリタン(手作り)、メンチカツとサラダ(市販の惣菜+カット野菜)、わかめと卵のスープ(インスタント)、漬物(作り置き)、白桃缶(市販品)

 

2人分なら量もあまり多くないし、手作りは1品だけであとは市販品やインスタントでOK、というやり方は気持ち的にも楽だったようで、「意外と簡単だね」と何度も言っていました。

それに、普段料理していない人にとっては、自分が作った料理はとても美味しいのですよね。

今は旦那も帰ってきたので、ゴミ出し当番は終わりましたが、料理だけは継続した方が良いと思うので、週に1回程度のペースで夕食当番を続けてもらっています。

次は来週の日曜日ですが「今度は何を作ろうかなぁ」と言っています。

私も、彼が何を作ってくれるのか今から楽しみです。

2023年9月17日 (日)

コロナで自宅療養中です

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「勇者フルート」の物語を完結させてから10日あまり。

ブログにも自分のサイトの掲示板にも姿を現さなくなっておりましたが、実は新型コロナに家庭内感染してしまいました。

 

最初に体調がおかしくなったのは次男でした。

先週の火曜日に急に「喉が痛い」と言い出したので、念のため水曜日は仕事を休ませ、熱もないし元気もあるので木曜日にまた仕事に行かせたところ、その日の昼前から旦那が「喉が痛い、熱がある」と言い出しました。

しかも午後になって38度を超える熱に。

実は折しも長男が遅い夏休みをとって水曜日から帰省中。

このときにも「久しぶりに福島市内に遊びに行きたい」と言うので、長男を駅へ送ってきたばかりでした。

急いで指定薬局でコロナの検査キットを購入して検査してみたら、見事に旦那は陽性に。

ということは次男も?

長男もこのまま家にいさせてはうつるかも!

次男の退勤時間に合わせて福島駅前で2人をピックアップする約束にしていたので、急いで車で福島駅へ。

途中、ほとんど客がいないファミレスで早い夕食にして、長男はその夜のうちに関東のアパートに戻らせました。

久しぶりの帰省で、みんな楽しみにしていたのですが、仕方ない。

そうやってすぐ帰したのが功を奏したのか、長男が感染しなかったのは不幸中の幸いでした。

 

長男が帰ってから次男を検査したら、やっぱり彼も陽性でした。

症状としては、旦那は熱が38度~39度まで上がって少し咳も出たものの、呼吸が苦しくなるなどの症状はなし。

次男に至っては熱もなく、咳が少し出るようになったけれど、強い症状はなし。

ただ、次男はファミレスで夕食を食べたときから「味や匂いがよくわからない!」と言い出しました。

新型コロナは軽症であれば受診する必要はなく、陽性になった日を「発症0日目」として発症5日目まで自宅療養して(つまり、家から出ないようにして)、それで元気になれば6日目からはマスクをして外に出ても良くなります。

2人には家でおとなしくしてもらって、私が車で買い物にでかけたりしていました。

2人とも発症3日目くらいから目に見えて元気になって、5日目には咳もほとんど出なくなったので、6日目には自宅療養を終了することができました。

次男の味覚嗅覚障害も、徐々に改善して、今は気にならないくらいに戻ったようです。

 

が。

彼らが自宅療養4日目の日曜日、今度は私が喉がおかしくなってきました。

前日、念のために検査をしていたのですが、その時点では陰性。

これはうつったのかも、と思っていたら、夜になって喉が痛くなって発熱。

幸い旦那や次男がもう元気だったので、家事をバトンタッチして寝ていることにしました。

 

熱は一時38.9度まで上がりましたが、それは2日目くらいで37度台に。

ところが、私は旦那や次男ほどすんなり治っていかなくて、いつまでたっても体がだるい。

咳も痰も出るし、胸は痛いし、微熱もなかなか下がりません。

自宅療養5日目になってもそんな感じで布団から起きられないので、かかりつけの病院に受診をお願いしようと電話したところ、なんだかんだのやりとりの末、「うちの病院のかかりつけの条件は、毎月通院している患者さんであることで、あなたはその条件に合っていません。今日はかかりつけの患者だけを診る日なので、診ることができません」と言われて大ショック。

血圧やコレステロールの数値が思わしくなかった頃は毎月通院していたし、今も年に一回健康診断の結果が出たら、それを持って受診していたんですが。

それでも、かかりつけ医の病院ではないと!

 

でも、電話口で争っても仕方ないので(対応してくれている看護師さんだって、上から言われて伝えているのだとわかったし)、諦めて、別の大きい病院の、一般も診てくれる発熱外来に電話したところ、「現在大変大勢の患者さんがお待ちで、ものすごく時間がかかりそうです。大変申し訳ないんですが、近場の個人病院の発熱外来を受診していただくほうがいいのではないかと……」という返事。

あ~、こういうことか、と思いました。

要するに、今コロナの患者が急激に増えていて、かかりつけだと思っていた病院でも、別の大きい病院でも、発熱外来が大混雑。

医療崩壊とまでは行かないけれど、その手前まで来ていて、年に一度程度の患者にまで手が回らなくなっていたんですね。

「わかりました、様子を見ます」と言って電話は切ったものの、やっぱり微熱は続くし、咳もだるさも続く。

しかも翌日は土曜日で世間は三連休。

発熱外来も休みになってしまいます。

やはりこれは不安なので、ネットで一生懸命調べて、市内の個人病院で一般の患者を診てくれる発熱外来を見つけて電話しました。

受付の看護師さんに症状を詳しく聞いてもらって、「ドライブスルー方式なので夕方4時に自家用車で来てくださいね」と言われて、ほっと一安心。

それと同時に、以前デルタ株が大流行した頃の、命に関わる医療崩壊がどんなに患者にとって不安だったか恐怖だったか、少しだけ実感でわかった気がしました。

 

今現在指示されている「かかりつけ医による受診」のシステムは、やっぱり必要な患者をきちんとすくいあげていない気がします。

厚労省の皆様、もう少し現場に即してシステムを練り上げる必要がありそうですよ。

 

個人病院では改めてコロナ感染を確定してもらい、そこからまた5日間の自宅療養を言い渡されました。

そうして、今日で発症7日目。

薬も処方してもらったので、それを飲むと平熱に下がりますが、切れるとまた37度台前半の微熱が出ます。

咳と痰もまだ出るし、咳のしすぎか胸が痛い。

そしてなにより、体がまだすごくだるいのです。

短時間は起きていられるようになりましたが、疲れるのですぐまた布団に横になります。

 

家事は元気になった旦那が次男にも協力してもらいながらこなしているので、本当に助かります。

旦那は先日60歳になって職場を退職したばかり。

再就職のための活動は始めていますが、今すぐのことではないので、家にいて家事をしてもらえて、本当に助かっています。

 

本当は、9月になったらやりたかったことがいろいろありました。

親の会や保護者会の集まりも出席できなくて、他の役員さんたちにすっかりお任せしてしまったし。

本当に、いろいろ残念なのだけれど、こればかりはどうしようもないので、とにかく薬を飲んでおとなしく寝ています。

これが後遺症になって長引きませんように、と願いながら……。

 

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そんな中でも、ちょっとだけ良いことがありました。

旦那様と一緒にドライブしながら回った「ふくしま広域デジタルラリー」で抽選に当たって、二本松市の特産品詰め合わせが届いたこと!

ワインや玉羊羹、乾燥キクラゲ、桑の葉の粉末入りの麺や、桑の実ジャム、桑のお茶、凍み餅、キクイモの粉末……。

さっそく料理したいところですが、これも元気になってから。

今はとにかく寝ます。

はい、寝ます。

 

……玉羊羹だけはいただきました。美味しかった♪

 

 

 

 

 

 

2023年9月 5日 (火)

「勇者フルートの冒険28」エピローグ更新・シリーズ完結!

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勇者フルートシリーズ最終巻「勇者フルートの冒険28・闇の竜の戦い」エピローグ「大団円」をアップしました。

これにて足かけ20年連載してきた「勇者フルート」シリーズは完結です。

http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/flute/vol-28/index.html

 

書き上げての作者の想いはあとがきに書いたので、ここでは主にそれ以外のことを。

正直、あまり長く書き続けてきたので、書き上がっても終わったという実感がありません。

ただ、今後外伝を書くことはあっても、続編を書くことはないので、物語としてはこれで完成です。

今の気持ちは、作者の手を離れた物語に「いってらっしゃい」という感じでしょうか。

執筆が終わった作品は、その瞬間から、作者のものから読者のものに変わるのですよね。

 

この後しばらくは推敲と「フルート」の電子書籍化の作業にいそしむことにします。

電子書籍はどこに置いてもらおうか。

Amazon Kindleのダイレクト・パブリッシングかな……。

 

とにかく「勇者フルート」の物語はこれで完結です。

おつきあいくださった皆様、ありがとうございました。(m_m)

 

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最後の読者イラストはこれにすると決めていました。

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さゆたさんの「勇者フルート」です。

さゆたさんには本当にたくさんのイラストを描いてもらいました。

ストーリーも知らせずに「こんな感じで描いて」と扉絵にするイラストを無茶振りしたことも。(^^;

本当にありがとうございました。

 

フルートという11歳の少年がひょんなことから魔法の金の石を手に入れ、金の石の勇者になって仲間の少年少女と出会い、世界中を旅して魔王や闇の竜と戦ってきた物語。

王道中の王道のファンタジーを、奇をてらうことなく丁寧に書き続けてきました。

読んでくださった方たちが楽しんでくれていたらいいなぁ、と思いながら、物語の扉を閉じたいと思います。

感謝。

 

2023年8月29日 (火)

ダリア・ア・ラ・カルト~やまがた川西ダリヤ園

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先月山形県飯豊町にユリの花を見に行ってきた私たちですが、今月は山形県川西町の川西ダリヤ園にダリアの花を見に行ってきました。

川西町は昨年2022年8月3日の大雨で甚大な被害を受けた地区。

10万本のダリアが植えられていて毎年大勢の観光客が訪れる川西ダリヤ園も、園内に大量の水が流れ込んで施設にも花にも大変な被害が出ました。

それでもボランティアの力も借りて9月には半分ほどの規模で再開。

その後、頑張って施設を復旧させ花を育てて、今年は『復活を願い、大空に咲く。』というキャッチフレーズで8月1日から開園したのですが──

 

入り口前にこんな看板が。

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「ダリアの生育遅れのため、当面の間、入園料を半額といたします。 川西ダリヤ園」

 

今年の災害級の暑さは山形県でも猛威をふるっていて、あまりの暑さにダリアの花がまだ少ししか咲いていないのでした。

それで入園料は当面半額に。

しかも11月2日まで使える「再入場券」が無料でもらえます。

受付の方の話では、本格的にダリアが咲きそろうのは9月後半の見通しだとか。

涼しくなって綺麗に咲いたら、また見に来てくださいね、ということのようです。

 

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入口に去年の大雨やそこから復旧していく様子の写真が展示してありました。

園内を水が流れていて川のよう。

ダリアは普段からよほど乾いたとき以外は水やりがいらない植物だとか。(地植えの場合)

それが水没するほどの水をかぶったら……。(><)

本当に大変な被害だったことでしょう。

だからこそ「今年は綺麗に復活したダリヤ園を観てもらおう!」と関係者は意気込んでいたと思うのですが、そこにこの猛暑。

踏んだり蹴ったりだよ、まったくもう! という気持ちだろうと思います。

 

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園内もまだこんな感じで花がほとんど見当たらないのですが、近づいてみると──

 

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咲いている花があります!

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これは紫式部という品種だそうです。

なるほど上品な紫色。

 

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「ハニーキャラメル」は美味しそうな品種名。

植え方が面白くて、このエリアには「ピーチマカロン」とか「いちごみるく」といったスイーツ系の名前のダリアが並んでいました。

 

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面白かったのは恋愛(?)エリア。

「浮気心」なんて品種もあるんですね~。

間違っても彼女に送っちゃだめな花ですね(笑)

 

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こちらは「キュン」

恋して胸キュン?

ピンクのかわいい色合いの花でした。

 

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「きらきら星」はまぁるい形の黄色いダリア。

こんな形の花もあるんですね~。

なるほど、きらきら星✨

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「赤い彗星」なんてのもありました。

宇宙シリーズのエリアにあったけれど、このネーミングってきっと……

うん、きっと(笑)

 

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私が一番気に入ったのはこの「シャイニーオレンジ」。

花の色が外側から内側へグラデーションになっていて、少しブラウンが入ったオレンジ色がとても上品です。

バラ園に行ったときにも思ったのですが、私はこんな感じの色合いのグラデーションになった花が好きみたいです。

 

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山形はよく晴れていて、青空と白い雲のコントラストが綺麗。

でも、今までの猛暑がちょっと和らいだので、気持ちよく見て回ることができました。

上のダリアは「クライズチョイス」という品種。

大輪のみごとなダリアです。

 

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この背の高いダリアは「ソチトル」という品種で、命名者は「メキシコ大使」となっています。

ダリアはとても種類が多い花で、毎年のように新しい品種が生まれてくるとか。

川西ダリヤ園で生まれてくる新品種もあるので、名前を募集してつけてもらったりするようです。

上の写真でも「赤い彗星」に命名者のお名前がありましたね。

ソチトル(Xochitl)とはメキシコ南部のほうで女の子によくつけられる名前で、「花」という意味だそうです。

 

確かに花の数は多くはなくて、まだ堅い蕾だったり、蕾もまだほとんど育ってなかったりという株も多かったです。

でも、その分、咲いている花ひとつひとつをじっくり見ることができたし、さらに名前とも比較できて、これはこれでとても楽しく観ることができました。

人がまだ少なかったのも、人混み苦手な私たちには良かったです。

 

見終わってから、売店でひと休み。

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ダリアを練り込んだダリアソフトクリームと…

 

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川西ダリヤ園名物の「牛こん」をいただきました。

 

ダリアソフトはほのかにダリアの花の香りがします。

牛こんは、山形名物の玉コンの間に甘辛く煮た牛すじ肉がはさまっていて、とにかく抜群に美味しい!

カラシを付けて食べたら、いっそう美味しくなりました。

 

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この牛こんを食べるために川西ダリヤ園に行くのも悪くないかも……!(≧▽≦)

 

満開のダリヤ園は9月後半からが本番のようなので、それまで待つも良し。

空いている今のうちに行って半額で見て、さらに再入場券を使って満開の頃にまた訪れるのも良し。

とにかく、思っていた以上に楽しい時間が過ごせた日曜日でした。

 

 

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